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見た目も可愛らしいミニバラは初心者でも育てやすく、その手軽さからインテリアとしてもとても人気があります。ミニバラには数多くの品種があり、剪定にもいくつかやり方があります。今回は、そんなミニバラの剪定について詳しくご紹介してきます!
ミニバラは一般的なバラほど剪定が重要ではありませんが、剪定をしていないと風通しが悪くなって病害虫が発生したり、枝葉が伸びすぎて花つきが悪くなってしまします。
剪定することでミニバラ全体の形を整えるだけでなく、風通しをよくして害虫予防するほか、古い枝やムダな枝をなくして花付きがよくなります。
ミニバラの剪定時期は、冬の1月下旬〜2月中旬ごろと花が咲き終わった6〜7月が適期です。冬は強剪定、春〜夏の時期は弱剪定を行います。
剪定には、切れ味のよい剪定ばさみを使ってください。普通のハサミでは切り口が潰れて傷んだりすることがあります。また、ミニバラには細かな枝や葉が沢山あるため、細かい作業ができる小振りの剪定ばさみを選ぶとよいでしょう。
冬はミニバラの休眠期にあたるので、強めに剪定しても問題ありません。草丈の半分〜2/3ほど切り戻して、全体の高さをそろえましょう。また、高さをそろえたあとは不要な葉も取り除きます。
冬の強剪定をすることで、冬に栄養を蓄えて、春により元気に生長するようになります。
ミニバラの花が咲き終わる6〜7月頃は弱剪定を行いましょう。ミニバラの弱剪定は、花がついた枝の5枚葉を上から5mmほどの位置で切り落とします。5枚葉とは5枚の葉がついた小さな枝のことで、花が咲く枝にはほかに3枚葉や7枚葉があります。なかでも、5枚葉は枝の中間に位置しています。
なお、弱っている株や葉が落ちている枝などは剪定せず、そのままの状態にしておきましょう。
ミニバラは5〜6月ごろに一通り開花するので、花が終わったら花がらを摘みとっておきましょう。また、四季咲きの品種は10〜11月ごろにも花が咲くので、この時期も花が終わったら花がら摘みをしてください。
花がらを残しておくと病気やカビの原因となったり、種をつけるために栄養を使って疲弊し、生育が悪くなるので忘れないように作業しましょう。
草丈が低いミニバラは一般的なバラよりも剪定がかんたんなので、初心者の方でも育てることができます。春~秋の時期に行う弱剪定と冬の強剪定を行うことで、次の春には綺麗な花を咲かせます。
弱剪定はこまめに行うことで効果があるので、時間を見つけてできる範囲でしてみてくださいね。ミニバラの剪定が出来ない場合は、花がらや枯れ枝などを取り除く程度でも結構です。
きれいで香りも良いバラは植物の中でもとくに人気がありますが、こじんまりしたミニバラは室内やベランダなどに手軽に飾ることができます。ミニバラの種類は多種多様なので、違う種類のミニバラを育てても楽しめることでしょう。
GreenSnap編集部