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ある程度成長してくると、クリスマスローズは植え替えをしなければいけません。しかしなぜ植え替えは必要なのでしょうか。このページではクリスマスローズの植え替えの理由や植え替え方法、さらには株分けについても紹介しています。
これからクリスマスローズ の植え替えや株分けをお考えの方はぜひご参照ください。
クリスマスローズはある程度成長すると植え替えが必要となります。そもそも植え替えはなぜ必要なのかというと、鉢植えなど限られたスペースで育てていると、根が窮屈になってしまうからです。
根が伸びるスペースがなくなると、根詰まりしたり、根腐れしやすくなり、枯れてしまうこともあり得ます。
同じ鉢で育てているということは土も同じということになりますが、その土は栄養分が抜けきった状態になっているはずです。栄養がない土で育てていれば、クリスマスローズが弱る可能性もあります。根の成長や土が古くなったタイミングで鉢や土を新しくする必要があるため、植え替えをしなければいけないのです。
根が窮屈かどうかは鉢植えのなかのことなので、わかりませんよね。簡単なクリスマスローズの植え替えのサインをご紹介します。
植え替えのサインは、鉢に対してクリスマスローズが大きくなって、アンバランスに見えたとき。または、成長が悪くなってきたときや、水やりをしてもなかなか鉢の底から水が出てこないときです。
クリスマスローズ の植え替えに適する時期は、10月から1月の寒い時期です。遅くとも、2月の下旬までに済ませておくようにしてください。
クリスマスローズは2月から5月によく成長します。その前までに植え替えを済ませておく必要があるのです。植え替えはクリスマスローズにとってはお引越しのようなもの。環境が変わるためストレスになります。寒い時期に植え替えを済ませておけば、2月から5月の活発な時期に早く回復します。
反対にそれ以外の時期に植え替えをすると、クリスマスローズにストレスを与えたまま回復が遅くなり、最悪の場合弱らせてしまうこともあります。必ずこの最適な時期を守ってくださいね。それでは、植え替え方法を見てみましょう。
クリスマスローズは毒があり、触るとかぶれることもありますので、手袋を着用してください。鉢はひとまわりだけ大きなものをお選びください。どのみち成長するからといって大きすぎるものを選ぶと、かえってクリスマスローズが傷んでしまいますので注意しましょう。
クリスマスローズを移したら土をかぶせていきます。根の隙間に土がしっかりと入るように、鉢を軽くトントンと叩きながら作業をするよいにしましょう。鉢目いっぱいに土を入れると、水やりで溢れてしまいますので、鉢のフチから3センチほど下まで土を入れるようにしてください。
クリスマスローズは植え替えと同時に株分けもすることができます。株分けとは、1つの株を2つ以上にわけて繁殖させる方法のことです。根が大きい場合は株分けして増やしてみるのもいいでしょう。
クリスマスローズの株分けのやり方は、株をとりだし、根鉢を軽くほぐしてハサミかナイフで根を切り分けるだけです。株分けしたら、根についた土は水で洗い流し、新たな鉢に植えて育てます。
クリスマスローズの株分け後は、まだ根がしっかりと安定していません。風が当たる屋外には置かず、室内の明るい日陰で様子を見てください。根が安定するまでは肥料は与えないでください。
クリスマスローズを鉢で育てている場合は、植え替えが必要になってきます。植え替えるタイミングでずいぶんと根が大きくなっていたら株分けもできるかもしれません。ぜひ挑戦してみませんか。株分けすれば、クリスマスローズが増えることになりますので、翌シーズンで別の場所でも美しい花が楽しめますよ。
GreenSnap編集部