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春の代表的な花である桜は、葉桜になると毛虫がつくことがあります。このページでは桜に毛虫がつく原因と、よくつく毛虫の種類を紹介しています。さらには駆除する方法や予防策についても記載していますので、毛虫にお悩みの方はぜひチェックしてみてください。
桜につきやすい毛虫にはいくつかの種類があり、それぞれで毒を持っていたり持っていなかったりと特徴が異なります。
| 毒 | 特徴 | |
| ドクガ | あり | ドクガという蛾の幼虫で、胴体は黒で成長するとオレンジ色の点々がでてきます。目に見えない小さな毒針が多数あり、それとは別に毛でも覆われています。 |
| マイマイガ | あり | マイマイガという蛾の幼虫で毒を持っています。幼虫は黒いですが、成長するにつれて、黄色、赤、青の斑点がでてきて、見るからに毒々しい姿をしています。大きさは約6cmほどで、幼虫は糸を吐いて風に乗り桜の枝につきます。 |
| アメリカシロヒトリ | なし | アメリカシロヒトリという蛾の幼虫で、黒い斑点があります。桜、ヤナギ、ハナミズキなどを食害する害虫として有名な毛虫です。アメリカの外来種です。 |
| オビカレハ | なし | オビカレハという蛾の幼虫で、幼虫は5~6cmほどの大きさをしています。バラ科の樹木を好み、桜、ウメ、カイドウの葉を食べます。 |
| モンクロシャチホコ | なし | 幼虫の大きさは5cmほどで、胴体は紅褐色ですが、成長すると黒紫へと変化していきます。長い毛に覆われ、桜、ボケ、カイドウ、アンズを好みます。大量発生すると、枝が枯れてしまうほど被害が出てしまいます。 |
マイマイガ、ドクガなど毒を持つ毛虫は桜の木には多く生息しているため、万が一に桜についた毛虫を触った場合は、毒があるかもしれないので必ず手を洗うようにしてください。そのままにするとかぶれてしまう可能性もあります。
駆除など手入れをする際は、毒を持つ毛虫対策として手袋を着用することをおすすめします。
桜の木には一体いつから毛虫がつきはじめるのでしょうか。
桜の木に毛虫がつき始めるのは、実は花が満開になる3〜4月ではありません。この時期にはほとんど姿を見せませんが、花が散った後の5〜7月頃にかけて大量発生しやすくなります。
お花見の季節には安心していられますが、葉が青々と茂る初夏から夏にかけては注意が必要です。
Photo by Sallyさん@GreenSnap
桜の木に毛虫がつきやすい最大の理由は、桜が落葉樹であるためです。
毛虫は常緑樹のような硬い葉よりも、落葉樹が芽吹かせる柔らかい新葉を好んで食べます。特に春から夏にかけて展開する桜の若葉は、多くの毛虫にとって格好の栄養源となるため、集中的に発生しやすくなるのです。
自宅のお庭にある桜に毛虫がついてしまった場合の駆除方法をご紹介します。
青色の光で蛾を誘導し電気で殺虫するタイプです。毛虫そのものは光に寄ってきませんが、毛虫の親となる蛾を駆除することで、毛虫の繁殖を抑えられます。蚊やハエにも効果的とされています。
桜の木のすぐ近くに粘着シートを設置するのもおすすめです。電気を使わないので経済的で環境にもやさしいです。
蛾に効果的な殺虫スプレーを撒くことも効果的です。
そもそも桜に毛虫を寄せ付けないための予防策はあるのでしょうか。ここでは予防策についてご紹介していきます。
桜の花が咲く前に剪定をしておくのがおすすめです。葉がたくさん密集していると毛虫もつきやすくなるので、毛虫がつく前に剪定しておきましょう。
葉がたくさんついていると死角ができて、毛虫の繁殖に気が付かないこともあります。剪定をして風通しを良くしておくことで、毛虫の大量繁殖を防ぐことができます。
冬の間に葉をチェックしましょう。このときに蛾が卵を産み付けていることがあるので、卵を見つけたら葉を取ってしまいましょう。そうすることで生まれてくる毛虫が少なくなります。
自宅の桜で毛虫が発生した方の中には、行方を気にするがあまり「あんなにいた毛虫がいつの間にかいない!」という現象に遭遇したことがある方も多いのではないでhそうか。これは、主に毛虫の成長や自然のサイクルによるものです。
毛虫としての数週間の寿命を終えて、サナギや蛾になって飛び去ったり、食べつくした桜の木を離れて別の場所へ移動したりしたことが考えられます。
また、天敵である鳥やハチに食べられたり、急な天候の変化や病気で集団死してしまったりすることも少なくないのです。公園などでは管理者がこっそり殺虫剤をまいて駆除していることもあるようです。
毛虫は葉っぱを食べては移動、成長するというサイクルを繰り返しているため、発生してから数週間でいなくなるのは普通のこと。逆にいえば、毛虫がいなくなっても来年またつく可能性は大いにあるので、ご注意ください。
桜は毛虫がつきやすいとされています。冬の間に葉に卵がついていないかチェックしておくことも予防策として有効になってきます。スプレーや誘蛾灯などで毛虫対策をして、きれいな桜を楽しみましょう。

GreenSnap編集部