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大型の観葉植物はリビングや玄関に飾ると、おうちのシンボルツリーとして楽しめる存在感があります。大型でおしゃれな観葉植物はたくさんあるので、ぜひお部屋のインテリアと合わせて選んでみてください。
今回は、大型の観葉植物の中でもおしゃれでおすすめの種類から、大型ならではの管理方法などをご紹介します。
大型の観葉植物とは、一般的には「高さが100㎝以上あるもの(6〜10号)のこと」を指します。同じ高さでも、種類や品種によって鉢の号数は異なるため、観葉植物の高さを基準にするといいでしょう。
お部屋に置いた時点で高さが100㎝に達していなくても、100㎝以上に成長する見込みのある種類を選べば問題ありません。
また、観葉植物は大きくなりすぎても困りますよね。2m以上に成長する見込みのある種類でも、剪定などをすることで、一定の大きさのまま育てることもできるので安心してくださいね。
フィカス・ウンベラータは大きなハート形の葉っぱが愛らしい観葉植物です。1週間のうち数時間ほど日光浴をさせると、日陰でも元気に育ちます。ゴムの木の仲間なので育てやすく、そのおしゃれさからも、トップクラスの人気を誇ります。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
オリーブは繊細な葉っぱが生い茂る観葉植物で、出身地の地中海の風を感じるような、涼しげな佇まいが人気です。シルバーリーフがおしゃれで、平和の象徴として古くから愛される、シンボルツリー向きの観葉植物です。
育てやすさ | ★★★★★ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
インドゴムの木(フィカス・エラスティカ)はゴムの木の仲間で、最も代表的な品種の一つです。ツヤのある楕円形の葉を垂らすようにつけるのが特徴です。
風水では、角のない丸みを帯びた葉っぱは明るい運気を呼び込むとされているので、縁起のよさも魅力です。
育てやすさ | ★★★★★ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
ベンジャミンはゴムの木の仲間で育てやすく、小さめの葉っぱが生い茂る、かわいらしい観葉植物です。刈り込みにつよく、幹も柔らかいので、ねじり仕立てやトピアリー仕立ての大型ベンジャミンがよく出回っています。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 7号〜 |
シェフレラは、手のひらを広げたように葉っぱをつける観葉植物です。耐陰性が高いので、日当たりが悪い室内の奥まった場所でも、元気に育ってくれます。斑入りの品種も多く、生い茂った葉がさわやかでおしゃれです。
育てやすさ | ★★★★★ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 7号〜 |
ユッカ・エレファンティペスは、象の足になぞらえて名付けられた観葉植物で、その名の通り、太く力強い幹が魅力です。「青年の木」とも呼ばれていて、風水では発展や成長に関わる運気をあげるとされています。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | ふつう |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
ツヤのある分厚い葉が特徴的なドナセラは、「幸福の木」という別名がつけられており、演義もよい観葉植物です。乾燥に強く、水やり頻度が少なくても育ってくれます。
種類によって異なりますが、人の背丈を越える大型のドラセナも多くあります。置き場所に見合ったドラセナを無理なく育てましょう。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
フィカス・アルテシマは育てやすいことで知られるゴムの木の仲間の観葉植物です。とくにこの品種は葉に濃淡のある鮮やかな緑が出るので、室内を明るく彩ってくれます。
アルテシマという名前はラテン語で長身を表す通り、ほかのフィカスよりも成長が早いのでぐんぐん大きくなります。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
フィカス・ベンガレンシスもゴムの木の仲間で、とくに白い幹と葉脈がくっきりと葉に入るのが特徴の品種です。枝が柔らかいので、曲げて仕立てることも簡単にできるのが魅力でもあります。
洗礼された印象で、最近は北欧インテリアやホワイトインテリアに人気の観葉植物です。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 7号〜 |
モンステラは深い切れ込みがある大きな葉っぱが特徴の観葉植物です。日陰でも育つことから、どんな部屋にもおすすめできます。風水では、人間関係を改善させたり、リラックスさせてくれる効果があるといわれています。
斑入り品種などがありますが、ヒメモンステラは小型の品種ですので、間違えないように注意しましょう。
育てやすさ | ★★★★★ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
大きな葉っぱが特徴的のストレリチア・オーガスタは、2メートル近くにまで生長する大型の観葉植物です。別名・極楽鳥花とも呼ばれ、「輝かしい未来」という花言葉もついた、縁起のよさも魅力です。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
細長い葉が特徴的なパキラも人気の大型観葉植物です。生命力の強さから、金運アップや仕事運アップにも良い植物といわれているので、オフィスや自宅にもおすすめです。ねじり仕立ての大型なパキラがとくに人気です。
育てやすさ | ★★★★★ |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 7号〜 |
エバーフレッシュはその名の通り、さわやかな細い葉が美しく整列した観葉植物です。葉は夜になるとサワサワと動き出して閉じるので、植物の生命を感じられておもしろいですよ。耐陰性も高いので、日当たりが悪い部屋でも育てやすいです。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 7号〜 |
ポリシャスは鳥の羽のような軽やかさが魅力の観葉植物です。とくに風水では、厄除けに効果があり、幸運を運んでくるとされているので、大型のポリシャスを飾って、お部屋のシンボルツリーとして楽しむのがおすすめです。
育てやすさ | ★★★★★ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 7号〜 |
細い葉が特徴的なアレカヤシはヤシ科の植物で、南国風にも和風にも合うイメージがあります。笹のような雰囲気があるため、和室にも相性がいい植物です。
背丈が高くなりやすく170cm前後に生長し、枝が広がりやすいのでスペースが必要です。
育てやすさ | ★★★★☆ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
大型サイズ目安 | 8号〜 |
ご紹介した大型観葉植物の中でも、とくに「オリーブ」「インドゴムの木」「シェフレラ」「モンステラ」「パキラ」「ポリシャス」は丈夫で育てやすい種類といえます。
ただし、耐寒性や耐暑性はそれぞれ異なるため、できるだけ適した条件の場所に置いてあげるようにしましょう。
大型の観葉植物はリビングや玄関、オフィスなどに飾ると、空間をおしゃれにしてくれますが、選ぶときは飾る場所の日当たりを考慮しましょう。
日当たりが悪いリビングの奥の方の角や玄関などには、耐陰性が高く、日陰でも育つ観葉植物を選ぶようにしてください。
大型の観葉植物は、空間のなかで一番に目を引く存在感で、部屋のシンボルツリーとなります。
存在感が大きいと受けるエネルギーも大きくなるので、「幸福」や「感謝」などできるだけ前向きな花言葉をもっている観葉植物や、風水の効果を考慮して選ぶといいですよ。
大型観葉植物の置き場所で悩むことがあるかと思います。ご自分で買った場合であれば、あらかじめ置き場所を想定していることでしょう。
引っ越し祝い、新築祝い、開店祝いで大型観葉植物をもらうこともありますよね。そんなとき、どこに観葉植物を置いたらいいか悩みますよね。次に、以下3つの大型の観葉植物におすすめの置き場所についてまとめています。
玄関のスペースが広い場合は、玄関にも大型観葉植物を置くのがおすすめです。おうちの印象もよくなり、お店のような雰囲気も出せます。
風水的にも玄関に大型観葉植物を置くことで、悪い気を遠ざけ、運気が上がるとされています。
人がよく集まるリビングにも大型観葉植物はおすすめです。
部屋の角に置くとすっきりと見えるのでおすすめです。スペースが気になる場合は、葉が横に広がりやすものではなく、まっすぐ真上に伸びて生長するタイプの観葉植物を選びましょう。
家具と家具の間にデッドスペースがある場合は、そのスペースを埋める目的で観葉植物を置くのもおすすめです。
リビングに面したお庭やベランダに大型観葉植物を置くのもおすすめです。カーテンを開けたときの景色をガラッと変えてくれることでしょう。
また、玄関スペースが狭いおうちでは、玄関扉の外に置くのもいいでしょう。屋外に置くときは、必ず耐寒性の強いものを選ぶようにしてください。
大型の観葉植物の手入れで重要なのは水やりです。大型観葉植物の鉢は普通の植物の鉢と比べて大きくて深い造りをしています。
そのため、土の表面が乾燥してきてそろそろ水やりかなと思っても、実際に土の中にはまだ水分が残っていることが多いです。この状態で水やりをすると根腐れの原因にもなるので気をつけましょう。
初心者は、水やりチェッカーなど、土中の乾燥具合をはかれる水分計をつかうのがおすすめです。
大型の観葉植物の植え替えは、1〜2年に1回は行うようにしましょう。水の吸い込みが悪かったり、元気がない様子であれば真夏を除いた5〜9月までに行うといいです。
これ以上大きくしたくない、という場合は、植え替えのときに根の半分〜3分の1程度を切ってしまいましょう。
また、大型の観葉植物の植え替えは、思わぬ転倒が起こりやすく、植物が傷つく可能性も高いので、二人で作業するのがおすすめです。
大型観葉植物は存在感があり、家に1つあるだけでとてもおしゃれになりますよ。ぜひご自宅にお迎えしてみませんか。
大型の観葉植物というだけで目立つので鉢はシンプルなものをおすすめします。多くの観葉植物は太陽光を好みます。可能であれば、日当たりのよい場所に置いてください。光にあたる様子がより観葉植物を魅力的に見せ、お部屋もおしゃれになるはずよ。
GreenSnap編集部