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煮物やお漬物などで食べられることが多い白菜にはどんな花言葉があるのでしょうか。このページでは、白菜の花言葉をはじめ、花期や花の特徴、由来などについてご紹介しています。
これから白菜を育ててみたい方もぜひご参照ください。
白菜(はくさい)の花言葉は「硬い団結」です。
これは白菜の葉の特徴に由来しているといえるでしょう。白菜は結球しているものが多く、葉が1枚1枚折り重なるようにして生長します。このような特徴はキャベツと同じです。
葉が1つ1つ結びつくようにして重なる様子が、団結しているように見えたことから「硬い団結」という花言葉がつけられました。
白菜の原種はブラッシカ・ラパという植物で、とても歴史ある野菜です。紀元前から栽培されていたとされています。しかし、現在のような白菜になるには時間がかかり、最近になって誕生した野菜ともいえます。
栽培当初の白菜は結球性が弱い特徴がありました。その後16世紀から18世紀にかけて、結球性を持つ白菜が誕生しました。のちに品種改良が進み、いまのような形となり食べられるようになったのは20世紀に入ってからといわれています。
白菜という由来は、生長すると白い部分が伸びてくる特徴から「白い菜」にちなんで白菜と名付けられました。松島湾にある馬放島で育てられていたため、最初は松島白菜とも呼ばれていました。
白菜はアブラナ科の植物のためアブラナ科らしい花が咲きます。3月から4月にかけて黄色い花を咲かせます。花弁は4枚で同じアブラナ科の菜の花にとてもよく似ています。
また、ハボタンの葉も白菜の花にとても似ています。
白菜の種類についてご紹介します。
おもに流通している白菜で、葉が重なりずっしりとしているため重さが2kgから4kgほどあります。
外葉は緑色で内側になるにつれ緑色が薄くなり、黄色みがかってきます。水分を豊富に含むため鍋料理やスープなどさまざまな料理に活用されます。
胴の部分がしっかり締まって結球していて、先端が開いています。葉のふちは波型になっている特徴があります。関東を中心に栽培されていて、漬物として利用されることが多いです。
まったく結球しないタイプの白菜で、広島菜が代表種です。
中の葉がオレンジ色をした特徴のある白菜で甘みが強く、彩りが美しいためサラダに利用されたり、漬物にされることが多いです。白い白菜よりも栄養価が高いメリットがあります。
1キロ前後の小型の白菜です。小型で育てやすいことから、家庭菜園で好まれています。
新鮮な白菜を選ぶポイントは白菜の白い部分に艶があるかどうかで判断してみましょう。艶がある方が新鮮な白菜といわれています。
育てる過程での花や、花言葉も一緒に楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部