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ほうれん草は葉のイメージが強いですがどんな花が咲くのでしょうか。花言葉も気になりますよね。このページでは、ほうれん草の花言葉、花期、由来、種類などをご紹介しています。
ほうれん草の花言葉は、「活力」、「健康」です。
ほうれん草というと、緑色のパリッとした葉が特徴的です。葉はしっかりとしていて濃い緑が美しいですよね。そんな見た目に「活力」をイメージしたのではないでしょうか。
また、ほうれん草は栄養豊富な野菜です。ビタミンはもちろん、鉄分も豊富に含まれています。普段不足しがちで女性にはとくに必要な成分である葉酸も含みます。栄養価が高いことから、「健康」という花言葉がつけられたと考えられます。
ほうれん草は江戸時代初期に日本にやってきました。ほうれん草は、西洋種と東洋種があり、日本に最初に入ってきたのは東洋種だとされています。当時は、庶民の食材としてほうれん草はとても親しまれました。
さらに、19世紀後半には西洋種が日本に入ってきますが、こちらはあまり広まりませんでした。その後、大正から昭和にかけて東洋種と西洋種の交配品種が誕生し、この交雑種が全国に広まります。
ほうれん草は漢字で書くと「菠薐草」と書きます。「頗稜(ホリン)国」という現在のペルシャから中国の唐の時代にほうれん草が伝わりました。その後、「菠薐」と変化してホリンではなく発音しやすいホウレンと日本では呼ばれるようになりました。葉野菜なので「草」をあてて、ほうれん草と呼ばれるようになったといわれています。
ほうれん草は雌雄異株という雄花と雌花が別々の株につく植物です。ほうれん草の花期は5月から6月で、花の色は、ピンク、黄色があります。雄花は0.2ミリほどで、雌花も0,5ミリほどと小さい特徴があります。
ほうれん草の花は穂状に多数つき、1つ1つの花はとても小さいため肉眼では確認することができません。
また、ほうれん草の花は風媒花(ふうばいか)といって、受粉を風に頼るものを風媒花といいます。風媒花の特徴として小さく地味なことが挙げられ、ほうれん草の花もその例外ではなく、風媒花らしい地味な花をしています。これは花弁をつけて魅力的に見せ、虫を引き寄せる必要がないためと考えられています。
すでにご紹介したとおり、ほうれん草には東洋種、西洋種があります。具体的に種類について紹介していきます。
根元に赤色が入ったほうれん草で、葉に切れ込みが入っている特徴があります。赤根ほうれん草、次郎丸、禹城などといった品種があります。
葉に丸みがあるのが特徴のほうれん草で、根元は淡い赤色をしています。東洋種と比べると土臭さがあり、アクも強い特徴があります。ビロフレー、ノーベル、黒葉ミスターランド、オーライなどの品種があります。
東洋種と西洋種を交雑させたもので、いわゆるスーパーで見かけるものがこれです。栽培しやすい特徴があり、さらにえぐみが少なく食べやすい種類です。
スーパー日本ほうれん草、ミンスター、リード、アトラスという品種が有名です。
アクが少なく甘みが強い品種で、食べやすいほうれん草です。
葉が縮んでいる特徴のがあるほうれん草で、おもに関東の冬に栽培されます。冷気にあてるためひきしまり、甘味が増している特徴があります。
ルテインは目に良いとされる成分で、鉄分や葉酸が入っているので女性にも嬉しい野菜です。
また、小さい花ですが花言葉もあるので、家庭菜園で育てて、花や花言葉も一緒に楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部