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丸い綺麗な葉っぱが特徴の萩(ハギ)。こちらにはどんな花言葉がついているのでしょうか。このページでは、萩の花言葉をはじめ、花期や由来についてご紹介します。これからお庭にお迎えしたい方もぜひご参照ください。
ハギ(萩)の花言葉は「内気」、「思案」、「柔軟な精神」。「思案」とは「あれこれと考える」という意味があります。
萩の花は1つ1つは小さくて控えめな印象があります。また、萩の花は枝垂れた枝先に花がつくため、うつむき加減です。この萩の花の様子から「内気」、「思案」という花言葉になったと考えられます。
萩の茎は、細くて柔らかい特徴があります。そのため風が吹くとよくなびき、この特徴が柔軟な印象に見えたことから「柔軟な精神」という花言葉になったのでしょう。
萩は古い株から目を出す特徴があります。そのため、かつては「生芽」という漢字があてられていました。この漢字で「ハエキ」と呼んでいて、「ハエキ」がなまって現在のハギになったという説が有力です。
中国語でも「萩」という植物がありますが、これとは別の植物です。中国語での「萩」はキク科の植物を指します。
萩の学名である「Lespedeza」は「Cespedes」という人の名前が由来しています。この人は18世紀後半のアメリカフロリダ州知事です。Cespedesを間違えてしまい(誤植)、現在の学名「Lespedeza」となったとされています。
「thunbergii」も人名が由来となっていて、スウェーデンの植物学者の名前にちなんでいます。
萩(ハギ)の花期は7月から10月で、花の色はピンク、白、紫、赤紫があります。萩はマメ科の植物で、花もマメ科らしい蝶形の花を咲かせます。萩の花は1つ1つは小さいですが、枝垂れた細い茎に花をいっぱい咲かせると美しく見えます。
ハギ(萩)の種類・品種についてご紹介します。
一般的な萩を指し、花は紫や青など寒色系です。日本各地の野山に自生していて、2メートルほどに生長することもあります。
海岸沿いなどに自生していて、同じマメ科のルピナスによく似た愛らしい花をつける特徴があります。他の種類と比べて矮小性がある種類です。
漢字で書くと宮城萩となります。こちらは宮城県の県花になっていて、濃い紫の花を咲かせます。
ミヤギノハギの別種です。花色が白く「シロハギ」、「シロバナハギ」と呼ばれることもあります。
GreenSnap編集部