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春植え球根|植えっぱなしで毎年咲く品種は?おすすめ10選

春植え球根は、春に植え付けをすると、初夏から秋にかけて、庭や花壇を彩ってくれます。

球根植物は育てやすく、植えっぱなしにしていても毎年咲いてくれる種類も多いです。ガーデニングの経験が少ない初心者でも、簡単に育てられますよ。

今回は、夏のガーデニングを彩る、春植え球根のおすすめの種類について、ご紹介します。

春植え球根はどんな特徴がある?

春植え球根は、栽培期間中がちょうど適温に当たり、適度な日光が当たるため、初心者でも育てやすいという特徴があります。春のガーデニングでは、春植え球根を植えておくと、夏頃に色鮮やかな花々が咲きます。

春植え球根を植える時期はいつ?

春植え球根はそのほとんどが熱帯地方を原産とし、耐寒性が低くい性質をもつので、植える時期は、十分に暖かくなった3月〜6月ごろがおすすめです。栽培適温は15〜25度ほどといわれています。

春植え球根のおすすめの種類はこれだ!

ダリア


【開花時期:7~10月】

ダリアは、いくつもの花びらをつけた中輪〜大輪の花を咲かせます。その美しさは、「花の女王」とも呼ばれるほどです。

開花期間は長いですが、30℃を越えると弱ってしまうので、プランターなら涼しい場所に移動させたり、早めに花を摘んで、切り花として楽しむのもいいでしょう。

グラジオラス


【開花時期:7~9月】

グラジオラスは、縦に花を連ならせて咲かせる春植え球根です。花壇では、高さをいかして、後列へ配置して楽しむのがおすすめです。

花が終わったら、球根は掘り上げて管理しますが、グラジオラスは連作を嫌うので、翌春は同じ場所に植えないようにしましょう。

カラー


【開花時期:6〜7月】

カラーは切り花としても人気の春植え球根の植物です。凛とした花姿が美しく、さまざまな花色の品種も開発されています。

桜が散る頃に植え付けをするといいでしょう。高温多湿に弱いので、梅雨の時期に移動管理できるように、プランターで栽培するのがおすすめです。

アマリリス


【開花時期:5~6月】

気品溢れる花姿が美しいアマリリスも、春植え球根のひとつです。ただし、品種によっては秋から冬に植え付けするものもあるので、球根選びには気をつけましょう。

真夏の直射日光は苦手なので、ほどよい日向か、半日陰で育てるようにしましょう。ガーデニング初心者の方は、移動管理がしやすいプランターでの栽培がおすすめです。

クルクマ


【開花時期:8~10月】

クルクマは、白やピンク色の苞が花のように美しく、食用・薬用・観賞用と、幅広い用途で楽しまれる春植え球根の植物です。

耐暑性が高く、真夏の直射日光が当たっても元気に育つので、夏の花壇の彩りによく好まれます。鑑賞部分は花ではなく、あくまで苞なので、枯れにくく鑑賞期間が長いのも魅力的です。

サンダーソニア


【開花時期:5~6月】

サンダーソニアは、黄色いベルの形をした花をつける、かわいらしい春植えの球根植物です。高温多湿に弱いので、梅雨に雨などをしのげるよう、プランターで栽培するのがおすすめです。

花つきがよく、株からどんどんと花芽が伸びてくるので、鑑賞期間も長く楽しめます。

アマクリナム


【開花時期:7~10月】

アマクリナムは彼岸花の仲間で、ユリにも似た花を、花茎の先端にいくつか咲かせる、春植えの球根植物です。

アマリリスとクリナムの交配種なので、アマリリスに似た香りが楽しめます。乾燥を好むので、水やりは控えめにしながら育てるといいでしょう。

春植え球根で植えっぱなしにして育てられる種類はどれ?

カンナ


【開花時期:6~11月】

カンナは熱帯植物らしい、エキゾチックな花姿が魅力の春植え球根植物です。夏場でも暑さをものともせず、直射日光を受けても元気に育ちます。

球根は植えっぱなしでも大丈夫ですが、寒さには弱いので、花後の冬の間は、地面にマルチングをして、霜が当たらないようにしましょう。

クロコスミア


【開花時期:6~8月】

クロコスミアは比較的小さな花を連ならせて咲かせる、可憐な春植え球根の植物です。

耐暑性、耐寒性がともに高いので、ガーデニング初心者にも育てやすいでしょう。地温が-10℃にならなければ、球根を植えっぱなしにしても、毎年花を楽しめます。

アガパンサス


【開花時期:5~9月】

アガパンサスは青や藤色、白い花を放射状に広げて咲かせる、春植え球根の植物です。強健な性質を持つため、公道沿いの花壇など、手入れが行き届かないような場所でも、よく咲きます。

耐寒性も高いので、球根は植えっぱなしにしていても、毎年花を咲かせます。

春植え球根の花が終わったらどうする?

球根を掘り上げて、来春まで保管しよう!

春植え球根の花が終わったら、早めに花茎の根元から切り取りましょう。そのあとは、葉っぱだけの状態にして、お礼肥として液肥などを与えて育てます。

しばらくして、株の半分の葉が枯れ始めたら、球根を掘り上げましょう。土を落として、ネットにいれ、日陰で1週間ほど乾燥させます。十分に乾燥したら、余分な古い皮や、根と葉を取り除いて、暗所で来春まで保管しましょう。

植えっぱなしでOKでも、数年に一度は掘り上げよう!

春植え球根のなかでも、カンナ、クロコスミア、アガパンサスなどは、耐暑性・耐寒性がともに高いので、植えっぱなしにしても、翌年花を咲かせてくれます。

ただし、植えっぱなしで育つ春植え球根でも、3〜4年に1度は掘り起こして、球根の整理をしてあげましょう。こうすることで、何年にもわたって、美しく元気な花を楽しめます。

春植え球根は水耕栽培で育てられる?

春植え球根は、水耕栽培には適していません。一般的に水耕栽培に向いているのは、秋植え球根の、「ヒヤシンス」や「チューリップ」、「ムスカリ」などです。

無理に春植え球根を水耕栽培で育てると、球根を腐らせてしまったり、芽は出るが花が咲かないといって状態になるので、気をつけましょう。

春植え球根で春夏のガーデニングを楽しもう♪


春植え球根は、あまり手がかからず、夏になれば美しい開花を楽しめます。暑さに弱い春植え球根の場合は、早めに花を摘んで、切り花としてお部屋で楽しむのもいいかもしれません。

ぜひ、春植え球根を育てて、春夏のガーデニングを楽しんでください!

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