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こんにちは。ライターのariです。
少しずつ春が近づいてきましたね。3月に入って、純白の大きな花を咲かせる樹木を見かけたら、それはきっと「ハクモクレン」。
白くみずみずしい花びらは、実はほんの数日の命なのです。
儚いからこそ美しい、そんな「ハクモクレン」の魅力に迫ります!
ハクモクレン(白木蓮)は中国が原産の落葉高木で、春の訪れを告げる代表的な花木。
公園の樹木や街路樹として植えられています。
この時期に、純白の大きな花をつけた樹木を見つけたら、それはきっと、ハクモクレン。
とっても上品な香りを放ち、緑の葉がでる前に花が咲くのも特徴です。
花びらは8〜10センチと大きく、3枚のガクと6~9枚の花びらがあります。
花は完全には開ききらずに、斜め上向きに白い花を咲かせます。
ハクモクレンの花言葉は「気高さ」や「高潔な心」など。
その花の姿と雰囲気にぴったりの花言葉ですよね。
ハクモクレンは遠くから見ると、その花の咲き方の特徴から、まるでたくさんの白い小鳥が枝にとまっているように見えます。
ハクモクレンを見つけたら、ぜひとも立ち止まって見てみてください!
もし、季節外れの雪が降ったら、こんな景色が楽しめるかも!?
ハクモクレンは花弁が大きくやわらかいので、強い風に当たると、花が吹き飛ばされたり、枝が折れたりしてしまいます。そんな繊細な花木なのですね。
切り花でお部屋に飾るのも素敵ですね!
ハクモクレンは「モクレン(木蓮)」いう別名でも呼ばれますが、「モクレン」とは赤紫色の花を咲かせる「シモクレン(紫木蓮)」のことをさします。
この絶妙な紫色は本当に美しい!ハクモクレンの見頃は3〜4月ですが、シモクレンはもう少し遅くて4〜5月に見頃を迎えます。
いかがでしたか?
3〜4月の時期はついサクラに目がいってしまいがちですが、上品に咲くハクモクレンにもぜひ注目してみましょう!
内田アリ