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花言葉や品種に「子宝」と名前のつくガステリア。葉色や模様など愛好家によってさまざまな品種が生み出されてきました。多肉植物なので室内インテリアにもピッタリです。
比較的ゆっくりと育ち、トロピカルな色の花を咲かせるガステリアの魅力についてご紹介します。
ガステリアには「子宝」という花言葉がついています。
これは特に「ガステリア・子宝」という品種子株がどんどん出して増やすことが由来となっているようです。子どもを授かりたい人への贈り物としても親しまれているようです。
属名でもあるガステリアの名前は、花の形が胃に似ていることから、胃(gaster)に由来しています。
多肉植物ならではのぷにっとした葉の感触も魅力的で暖かい季節になると花茎を伸ばし、面白い形の花をいくつか咲かせてくれます。高さは4cmほどと非常に小ぶりな品種もありますが、成長すると30cmほどまで大きくなる品種もあるので、自分に合った品種を見つけて育ててみましょう。
ガステリアは成長は遅く、夏場の直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうこともあるので、育てる際は、1年を通して明るい日陰の場所で管理しましょう。
ガステリアの花は胃袋に似ているといわれており、名前にもその由来があります。花は毎年4~7月頃、花芽を上に長く伸ばして小さな花をつけます。花色は他ではあまり見られないトロピカルな色の組み合わせです。花色は種類によっても違いがあります。
ガステリアは日本でも古くから栽培されている品種もあり、葉の色や模様、形、斑入りなどさまざまな愛好家によって好みの品種が作り出されてきました。その品種のいくつかをご紹介します。
日本国内でも最もよく知られている種類で、名前のとおり、牛が横になっているような、どっしりとした姿をしています。また牛の舌のようにも見えることから、この種類の斑入り種は「臥牛錦」と呼ばれ、こちらも人気があります。
名前のとおり、子株をたくさんつける品種です。株分けで気軽に増やせるのが特徴です。宝石のように透き通った葉に白い斑が入っており、別名「子宝錦」とも呼ばれています。
青緑色でややふくらみのあるぷっくりとした葉がかわいらしい品種です。他の品種に比べてサイズが小さめで、群生する性質があります。
葉の先が丸くなっており、葉の表面はスエードのようになめらかです。ピランシーという品種には「恐竜ピランシー」という交配種もあります。多肉の葉に爬虫類のうろこにそっくりな模様がついており、まるで恐竜を思わせるような個性的な品種です。
窓際など明るめの場所であれば室内でも育てられるガステリア。葉色や模様などがそれぞれ異なるので、自分好みの品種を見つけてインテリアの一つに取り入れてみましょう。毎日眺めるだけでも癒されるかもしれません。
品種名が由来した花言葉も楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部