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私たちの体の不調の万能薬となるキダチアロエ。このことから花言葉にも「健康」や「万能」というピッタリの花言葉がついています。
今回はキダチアロエの花言葉と一緒に、植物の基本情報や効果・効能についてもみていきましょう。
キダチアロエには「永遠(とわ)の健康」「万能」「信頼」などの花言葉があります。また、アロエ全般で見ると「苦痛」「悲嘆」という花言葉もあります。
ポジティブな言葉とネガティブな言葉に分かれると思いますが、まずは「健康」、「万能」についてです。これはアロエがヤケドの特効薬になったり、食べることで胃腸の調子を整えるなど民間薬として活用されてきたことに由来します。
それに反して「苦痛」、「悲嘆」というネガティブな花言葉がつけられたのは、アロエの肉厚の葉を口にすると非常に苦いことからです。ただ、アロエの葉が苦いのは皮の付近だけで、内側の透明部分にはほとんど苦みはありません。
キダチアロエは「木立アロエ」と書きますが、これは木の幹から枝が伸びているかのように茎から葉が広がっていることからこのように呼ばれるようになりました。また種小名である「Aloe」はアラビア語の「alloeh(苦みがある)」に由来し、種小名は英語で「arborescens(樹木のような)」という意味です。
南アフリカ原産のキダチアロエは、ツルボラン科アロエ属の多肉植物です。
キダチアロエ(木立盧會、木立Aloe、学名:Aloe arborescens)は、南アフリカ原産で、ツルボラン科アロエ属の多肉植物です。2016年にススキノキ科から移りました。葉は剣状で多汁、灰緑色をしており、葉縁には三角形の棘が密についています。
食用や胃腸薬・火傷の薬効があるとされ、「医者いらず」とも呼ばれています。アフリカ原産の植物なので、暑さや乾燥には強く、低温にも比較的強いので、管理しやすい植物です。
キダチアロエは、長い花茎を出して、その先端から「総状花序」と呼ばれる柄のある小花が長い円錐形または円柱形に並ぶトーチ状で鮮朱色の筒状花を多数つけます。花は11月頃から翌年の2月頃にかけて開花します。
キダチアロエには、さまざまな疾患、体の不調を整える効果・効能があります。
よく知られている症状では「火傷」です。キダチアロエには火傷に非常に強力とされる成分「カルボキシぺプチナーゼ」が含まれており、この成分は傷の治癒をはやめ、化膿を防止します。また体全体の抗炎症作用に大変有効とされています。火傷以外にも打撲や捻挫にも効果があるといわれています。
またキダチアロエに含まれる他成分として「レクチン」がありますが、この成分の作用によってリンパ球が増殖し、免疫活動が活性化させることで、風邪をひきにくい体質をつくることができるといわれています。
キダチアロエの風水には、多肉植物全般で考えると葉の形や方向で効果が表れるとされています。
キダチアロエはロゼッタ状にギザギザとした葉を上の方向に生やします。鋭く尖った葉であるため鋭い気を発して悪い気を遠ざけるとされています。気の入りやすい玄関やベランダなどにインテリアグリーンとして配置しておくと良いでしょう。
そして、アロエには健康運を上昇させてくれる効果もあるといわれています。
私たちの体の不調を整えてくれるキダチアロエ。管理もしやすいので、日当たりのよい窓際に置いて、インテリアとしても楽しめます。多肉植物に興味のある方は、その他多肉植物などと一緒に並べて飾ってみましょう。
キダチアロエの効に由来した花言葉も楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部