warning
error
success
information
アジュガは、とくにグランドカバーや日当たりの悪いシェードガーデンで活躍してくれる、ガーデニング人気の高い多年草です。
そんなアジュガには、庭に植えてはいけないという噂があるのはご存知ですか?
この記事では、アジュガの花言葉や噂、人気の種類についてご紹介します。
アジュガはシソ科の多年草で、1日に数時間日に当たれば育つほど、日陰に強い植物です。ガーデニングでは主に、ヨーロッパ原産のレプタンスが利用されています。
こぼれ種やランナーでどんどんと広がるように増えるので、グランドカバーに人気です。雑草のひとつとされるほと丈夫なので、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。
じつはアジュガには、「庭に植えてはいけない」という噂がありますが、これはアジュガの爆発的な繁殖力に、後悔した人が広めたものです。
アジュガは品種にもよりますが、2株も植えると1〜2年で1㎡はかるく広がります。とはいえ、他の植物を脅かすほどではなく、抜こうと思えば簡単に抜けて除去できます。
むしろその性質を利用したグランドカバーとしての実用性もあり、カラーリーフとしても庭を彩ってくれます。
また、アジュガには毒性があり、一部では薬用植物として扱われていることも、植えてはいけないといわれる理由の一つかもしれません。
アジュガの根や茎には、アルカロイドと呼ばれる毒成分が含まれているというデータがあるようです。大量に体内に取り込むことで、重篤な健康被害を引き起こす可能性があることから、子供やペットが誤って口にしないよう、注意して育てる必要があります。
アジュガの花言葉は「心休まる家庭」「強い友情」です。毒性はありますが、花言葉について怖い意味は特にありません。
アジュガには親株から伸びるランナーの先に子株がつき、花を咲かせる性質があり、家族や絆をイメージさせるとして、「心休まる家族」や「強い友情」という花言葉がつけられました。
花言葉もポジティブで、日陰でもたくさんの花を咲かせる人気の草花です。
アジュガはアジア、ヨーロッパに約40種類ほどあり、日本には8種類ほどが自生しています。ここからは、おもにガーデニングに利用されているアジュガの園芸品種を紹介していきます。
チョコレートのような濃い茶色の葉っぱが特徴的な品種です。小型の可愛らしい品種で人気が高いです。
夏は白や緑、冬には赤やピンクと季節によってその色を変える特徴的な品種です。
葉にバニラのような斑が入り、青紫やピンクの花を咲かせます。
アジュガの中では珍しい、真っ白な花を咲かせる品種です。ガーデニングで白が欲しいときに活躍してくれます。
花が重なって咲いていることから十二単をイメージさせることからこの名前がつけられました。日本でもよく見られる品種です。
日陰にも強くお庭を彩ってくれるアジュガは、シェードガーデンや、グランドカバープランツには欠かせない植物です。
すぐに広範囲に広がるので、植えすぎには注意しつつ、庭の彩りに活用してみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部