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アジュガはシソ科の多年草で、1日に数時間日に当たれば育つほど、日陰に強い植物です。ガーデニングでは主に、ヨーロッパ原産のレプタンスが利用されています。こぼれ種やランナーでどんどんと広がるように増えるので、グランドカバーとしても人気です。
じつはアジュガには、「庭に植えてはいけない」という噂がありますが、これはアジュガの爆発的な繁殖力に、後悔した人が広めたものです。
また、アジュガには毒性があり、一部では薬用植物として扱われていることも、植えてはいけないといわれる理由の一つかもしれません。

アジュガは品種にもよりますが、1株だけでも直径50cm以上に広がることも珍しくありません。2株も植えると、1〜2年で1㎡はかるく広がります。
むしろその性質を利用したグランドカバーとしての実用性もあり、カラーリーフとしても庭を彩ってくれます。
また、広がりやすいとはいえ、ほかの植物を脅かすほどではなく、抜こうと思えば簡単に抜けて除去できるので安心してくださいね。
一方、アジュガのもつ毒性にはやや注意が必要です。
アジュガの根や茎には、アルカロイドと呼ばれる毒成分が含まれているというデータがあるようです。大量に体内に取り込むことで、重篤な健康被害を引き起こす可能性があることから、子供やペットが誤って口にしないよう、注意して育てる必要があります。
アジュガを植えて後悔しないためには、ズバリ広がる範囲を最初に決めておくことが重要です。
アジュガはランナーという茎を地面に這わせて、1年で30〜50cm四方も広がるほど繁殖力が強いです。また、こぼれ種でも増えるので、狭い場所に植えると後で抜くのが大変になります。
失敗を防ぐには、まずレンガや仕切り板を使って、ここまでという境界線をつくってあげるのが安心です。植える場所は、他の植物が育ちにくい北側の陰などがおすすめ。1㎡に2株くらいからゆとりを持ってスタートしましょう。
また、月1回くらい伸びすぎた茎をハサミでチョキッと切っておくと大仕事にならずに済むでしょう。花が終わった後に根元から切れば、種で広がるのも防げますよ。
アジュガはアジア、ヨーロッパに約40種類ほどあり、日本には8種類ほどが自生しています。ここからは、おもにガーデニングに利用されているアジュガの園芸品種を紹介していきます。
チョコレートのような濃い茶色の葉っぱが特徴的な品種です。小型の可愛らしい品種で人気が高いです。
夏は白や緑、冬には赤やピンクと季節によってその色を変える特徴的な品種です。
葉にバニラのような斑が入り、青紫やピンクの花を咲かせます。
アジュガの中では珍しい、真っ白な花を咲かせる品種です。ガーデニングで白が欲しいときに活躍してくれます。
花が重なって咲いていることから十二単をイメージさせることからこの名前がつけられました。日本でもよく見られる品種です。

日陰にも強くお庭を彩ってくれるアジュガは、シェードガーデンや、グランドカバープランツには欠かせない植物です。
すぐに広範囲に広がるので、植えすぎには注意しつつ、庭の彩りに活用してみてはいかがでしょうか。

GreenSnap編集部