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穀物として有名なトウモロコシ。トウモロコシは、焼いても茹でてもおいしいですよね。そんなトウモロコシには、どのような花言葉がつけられているのでしょうか。
このページではトウモロコシの花言葉をはじめ、花期や名前の由来など基本情報をご紹介しています。これから庭で育てたい方もぜひチェックしてみてください。トウモロコシの栄養についても記載しているので、料理に活用したい方もご参照くださいね。
トウモロコシの花言葉は、「同意」、「財宝」、「豊富」、「洗練」、「仲たがい」です。
「同意」の由来はトウモロコシが通過の代わりだったことが由来しています。アメリカが植民地だった頃、イギリスは北アメリカに勢力を拡大していました。植民地では硬貨が不足していたため、イギリスから硬貨を送ってもらっていましたが足りていませんでした。買い物などをするにも硬貨は必要となるためその代替として考えられたのがトウモロコシでした。何かを買うときに同意をして売買契約が成立し、トウモロコシを渡していたことから「同意」という花言葉がつけられました。
「財宝」、「豊富」、「洗練」という花言葉の由来についても見てみましょう。トウモロコシは小さなツブツブした実がぎっしりと詰まっています。規則正しく並ぶ様子は「洗練」され、まるで「財宝」のように見えたのでしょう。粒がたくさんあることから「豊富」という花言葉にもなったと考えられます。
「仲たがい」という花言葉は1つだけ変わっていますよね。この由来は2つの説があるとされています。
1つめはトウモロコシの折れた茎が戦争をイメージするという説です。戦争で田畑が荒らされ、折れたトウモロコシの茎が戦争をイメージしたことからこの花言葉になったといわれています。
2つめは、トウモロコシの花の特徴からです。トウモロコシは雄しべと雌しべが離れています。これが男女が離れているという様子をイメージしたことから「仲たがい」となったという説の2つです。
トウモロコシは、16世紀にポルトガル人によって日本の四国に最初に入ってきました。中国から入ってきていた「モロコシ」に似ていると当時の人は思いました。さらに、「舶来」という意味がある「唐」を付けてトウモロコシとなったのです。またトウキビという別名も同様です。唐から伝わったキビ(黍)に似た穀物、という意味でつけられています。
トウモロコシの花期は5月から8月です。花の色は茶色をしていて、米などの稲やススキの穂のような姿をしています。トウモロコシの花は雌雄同株で、雄花だけが穂をぎっしりとつけ稲穂のようになります。
トウモロコシの種類についてご紹介します。
多く流通しているトウモロコシ。すべての粒が濃い黄色になっています。
粒が黄色ではなく、白のトウモロコシ。小粒でつやがあります。
小さくてトウモロコシのようなヤングコーン(ベビーコーン)がありますよね。これはトウモロコシとは別のものだと思われがちですが、ヤングコーンはトウモロコシと同じ株からできる同じ植物です。
ヤングコーンはトウモロコシを若いうちに収穫したもののことをいいます。
さらにトウモロコシに含まれるマグネシウムは骨の形成をサポートする成分。骨粗しょう症予防にもよいとされています。
また、間引いたトウモロコシはヤングコーンとなります。トウモロコシだけでなくやわらかくておいしいヤングコーンも楽しめますよ。
トウモロコシの粒に由来した花言葉にも注目してみてくださいね。
GreenSnap編集部