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カサカサとした花が特徴の花かんざし。ドライフラワーにもおすすめの花です。花の美しさを長く楽しめることにちなんで、「変わらぬ思い」「終わりのない友情」などの花言葉がつけられています。
そのほかにも様々な花言葉がある花かんざしの花の特徴や種類を紹介していきます。
花かんざしの花言葉には、「思いやり」、「温順」、「明るい性格」、「同情からの愛」、「光輝」、「変わらぬ思い」、「終わりのない友情」、「伝わる気持ち」などがあります。
「思いやり」については、花かんざしは夜になると寒さから黄色い筒状花を守るように、カサカサとした白い総苞(そうほう)を閉じることからきていると考えられます。
その他乾燥させても美しい色を保つことから、ドライフラワーとしても人気の花なので、「変わらぬ思い」「終わりのない友情」という言葉は、長期にわたって色あせない花かんざしの姿に由来したものだといわれています。
花かんざしの花の由来は、蕾の見た目からこのような名前が着きました。花かんざしは、5月頃まで丸くふんわりした小さな花が次々と開花します。英名にPaper daisyと名前がついていますが、これはカサカサと音がする質感からつけられたようです。
「花かんざし」とは流通名で、学名はローダンテ・アンテモイデス(Rhodanthe anthemoides)といいます。
カサカサした手触りが魅力的で、ドライフラワーとしてはおなじみの花です。2月から5月頃にかけて、丸くふんわりとした小さな花を咲かせ、その小さな花が冬の風にふかれ、ふわふわと軽やかに揺れている姿から「冬の妖精」とも呼ばれています。
花かんざしは白い花を株いっぱいに咲かせます。冬から春にかけてのコンテナの寄せ植えなどにもよく利用されます。花は枝分かれが多いので、株が蒸れないように気を付けましょう。また花かんざしには花弁がありません。中心部の黄色い筒状花の周囲に花弁のようなものが見えますが、これは総苞といって、花序全体を包む葉が変形したものなのです。花は夜になると閉じる性質があります。
大きさや色などにも違いが見られます。「花かんざし」はアンテモイデス種の多年草で花色は白のみです。草丈は15~25cm、花径は2cm程度となっています。
一方、「ハナカンザシ」は、一年草で草丈40~60cm、花径は3cm位と「花かんざし」より少し大きめです。花色も白のほか、赤、ピンクなどがあり、切り花としてよく利用されるようです。
花かんざしの種類についてご紹介します。
「花かんざし」と同種と思われるもので、やや晩生です。「花かんざし」に比べて茎が少し長く、花弁も少し尖っているのが特徴です。
一年草で、「ローダンセ」の名前で一般に流通しています。花色はローズ色と白があり、切り花の利用が多いです。
花かんざしの花は蒸れと湿気に弱いので、梅雨前までの一年草として扱われることも多いですが、夏越しもできます。夏越しする場合は、花後に株を切り戻し、すっきりとさせてから育てると夏越しできる可能性が高まります。
また、育てながらいろいろな意味がある花言葉も楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部