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ブタクサというと花粉症をイメージしますよね。こちらは園芸種として親しまれる植物ではありませんが、花期になると花を咲かせ、花言葉も存在しています。
このページではブタクサの花言葉をはじめ、花期や由来などのご紹介をしています。
ブタクサの花言葉は「よりを戻す」、「幸せな恋」です。
ブタクサの見た目はヨモギに似ています。ヨモギは、「幸福」、「夫婦の愛」という花言葉があります。ブタクサはヨモギではありませんが、ヨモギの花言葉に似せて設定されているのではないかと考えられます。アレルギーの原因となる植物ではありますが、その繁殖力の高さから、恋愛に絡んだ花言葉になった可能性もあります。
ブタクサは変わった名前ですが、どのようにしてこのような名前になったのでしょうか。ブタクサとなった由来はいくつかあるとされています。
まずは、ブタが好んで食べていたという説からです。しかし、実際はブタのエサとしてブタクサを使っていることは現代ではないようです。
ブタクサの葉はヨモギのように切れ込みが入っています。ボロボロで破れた服を着ている人のことを差別をして、ブタクサのような服を着ている人と表現した歴史があるようです。
ブタクサは食用にも利用されないだけでなく、アレルギーの原因にもなります。役に立たないというイメージがあるため、悪意を込めてブタと表現したとされています。さらにブタが生息する土地に自生するからという説もあります。
ブタクサの学名「Ambrosia」は、ギリシア神話に登場する神々の食べ物です。これ食べると不老不死になれるとされていました。実際はヨモギの葉のことなのですが、見た目がヨモギに似ているためこのような学名となっています。
ブタクサの花期は7月から9月で、花の色は黄緑です。枝の先端に穂状に垂れ下がった花をつけます。ブタクサの花は風媒花といって、風に乗せて花粉を飛ばすことで受粉を促す植物です。
ブタクサというと、園芸種というよりもアレルギーの原因というイメージが強いですよね。花粉症の方ならブタクサ花粉アレルギーをご存じかと思います。ブタクサ1つから3~6万個の種子ができ、寿命も40年と長い特徴があります。
このようにブタクサは非常に生命力、繁殖力が高いため、駆除も難しいとされています。そのためブタクサが群生すると花粉が大量に風で舞うため、アレルギー反応が出てしまう非常に厄介な植物です。
ブタクサのなかには、オオブタクサという種類のものがあります。名前からもわかるように、基本種よりも草丈の高いものを指します。
ブタクサの花粉は風で舞います。少しだけ舞うならともかく、繁殖力が強いブタクサは大量に群生することもあるため、大量の花粉が舞うこともあります。
アレルギー症状としてはスギ花粉に似ています。症状としては、目のかゆみやくしゃみ、鼻水などです。お庭にブタクサが侵入した際は駆除するときにゴーグル、マスクを着用して対策をしっかりしましょう。
GreenSnap編集部