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家庭料理に欠かせないピーマンですが、じつはちいさな美しい花を咲かせます。そんなピーマンにはどんな花言葉があるのでしょうか。
今回はピーマンの花言葉や開花時期、名前の由来についてご紹介しています。これから自宅で育ててみたい方もぜひチェックしてみてください。
ピーマンの花言葉は、「海の恵み」「海の利益」です。
当然ですが、ピーマンは海産物ではありません。海産物でもないピーマンに海の花言葉がついているのは、フランスでピーマンが緑から熟して赤くなるさまを赤い珊瑚に例えられたことからなったとされています。
また、ピーマンは海外から日本に渡ってきた植物です。海を渡ってきたため、海にまつわる花言葉になった説や海に近い場所で栽培されるからという説もあります。ちなみに、フランスでは赤い唐辛子のことを「菜園の珊瑚」と呼びます。
ピーマンという名前の由来は、フランス語の「piment」が由来しています。この「piment」は唐辛子という意味で、ピーマンは唐辛子の仲間であるためこのような名前になったと考えられます。また、フランス語ではなくポルトガル語の「pimento」という単語が由来しているという説もあります。
日本にピーマンが入ってきたばかりの明治時代には、「セイヨウトウガラシ」(西洋唐辛子)、「アマトウガラシ」(甘唐辛子)とも呼ばれました。
このほか、ピーマンの学名「Capsicum」は、ギリシア語で袋を意味する「capsa」が由来で、ピーマンの果実がふんわりとしていて中は空洞が多いことからこのような学名になったそうです。
ピーマンの開花時期は6〜9月です。約2〜3cmほどの白い花を下向きに咲かせます。また、花が葉のわきに咲くのでよりひっそりと目立たない印象があります。
花期が終わると、ピーマンの果実ができ、トウガラシと比べて果実は肉厚な特徴があります。
ピーマンには、β-カロテン、カリウム、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれており、花言葉にあるように利益や恵みといった言葉がぴったりの野菜です。
カリウムは塩分の摂りすぎてしまったときにぴったりです。ぜひピーマンを収穫するときや食べるときに花言葉を思い出してみてくださいね。
GreenSnap編集部