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見た目は地味なアシタバ。しかし、こちらはとても栄養豊富で体にも良い植物です。そんなアシタバにはどのような花言葉がつけられているのでしょうか。
このページでは、アシタバの花言葉をはじめ、花期や由来など基本情報をご紹介します。
アシタバの花言葉は、「旺盛な活動力」「未来への希望」です。
ずいぶん元気な印象の花言葉がつけられていますね。アシタバは非常に繁殖力が高い植物です。そのことから、アシタバには、「旺盛な活動力」という花言葉がつけられました。
また、アシタバは摘まれても、次の日にはすぐに葉が伸び出してくるほどの生命力を持っています。そのことから「未来への希望」という花言葉になりました。
アシタバは漢字で書くと、「明日葉」となります。こちらは花言葉でも紹介したように、葉っぱが詰まれても次の日(明日)には、若い葉が出てくるほど生命力が強いことが由来してついた名前です。
学名の「Angelica」の由来についてもご紹介します。こちらはラテン語の「angelus」が由来しています。こちらは「天使」という意味です。アシタバは体によく、効能がさまざまあります。
そのなかでも、代表的なものが滋養強壮。どんなに弱っていても、アシタバを摂ることで復活すると考えられていました。もしかすると、アシタバは死者でさえも蘇られることができるのではないか。そうイメージされたのかもしれません。そのことから、「天使」にちなんだ学名となりました。
アシタバは、「八丈草」とも呼ばれます。八丈島はアシタバの産地としても有名です。それだけでなく、通常の野菜としてアシタバは八丈島で食べられています。そのため、八丈草と呼ばれるようになりました。
アシタバの花期は8月から10月です。花は、黄緑、白。花は小さく、密集して咲く特徴があります。背丈は50センチから120センチほどです。
アシタバは古くから滋養強壮に良いとして利用されてきました。根は朝鮮人参の代用とされることもあります。
アシタバには、β-カロチン、ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、ゲルマニウム、鉄分などが含まれます。さらには、食物繊維や葉緑素を含んでいて、栄養豊富。そのため、青汁など健康食品に利用されることも増えてきています。さらに詳しく栄養や効能を見てみましょう。
・食物繊維
含有量はレタスの5倍もあり、便秘や肥満予防、コレステロール値抑制などの効果があります。
・ミネラル
骨の強化に良い成分です。骨粗しょう症予防はもちろんのこと、疲労回復効果も期待できます。
・カルコン
ポリフェノールの一種。アンチエイジングやむくみ防止に良いとされる成分。
・クマリン
こちらもポリフェノールの一種。抗菌作用や抗酸化作用が期待できます。
・ルテオリン
利尿作用があります。塩分の摂りすぎによるむくみに効果的です。
・β-カロチン
美肌効果や免疫力アップが期待されます。風邪予防、乾燥肌の予防改善にも良いとされています。
アシタバは江戸時代の書物でも滋養強壮によいと紹介されたほどです。ぜひ自宅で育てて青汁を作ってみませんか。
単体で青汁を作ると飲みにくいかもしれませんので、フルーツなどと適宜混ぜてミキサーにかけてみましょう。
GreenSnap編集部