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トキワシノブはシダ植物なので花は咲きません。しかし花言葉が設定されていますのでご紹介します。
さらに、トキワシノブとシノブの違いや、特徴などをご紹介しております。これから室内で育ててみたい方もぜひご参照くださいね。
トキワシノブの花言葉は「魅惑的」、「愛嬌」です。
トキワシノブはシノブの仲間ですが、大きな違いがあります。それは紅葉をせずに、冬でも緑の葉を保つことができることです。冬には多くの植物が葉を落としますが、その中で緑の葉を保つトキワシノブは魅力的に見えたのでしょう。そのことから「魅惑的」という花言葉がつけられたと考えられます。
また、トキワシノブの根茎は成長と共に複雑に絡み合う傾向にあります。その姿が愛嬌があるように見えたのかもしれませんね。そこでトキワシノブには「愛嬌」という花言葉になりました。
元々、シノブと呼ばれる植物があり、このシノブという植物に近いのがトキワシノブです。シノブは、古くから苔玉に植える、軒先に吊るすなどをして楽しまれてきた植物です。このシノブは暑さや寒さ、そして乾燥にも強い植物なのです。そのことから「耐え忍ぶ」性質があるとされて、シノブという名前になりました。
さて、トキワシノブはそんなシノブに非常に近い植物ですが、トキワという言葉が入っています。このトキワとはどのような意味なのでしょうか。
トキワは「常盤」、「常葉」などと書きます。こちらは冬になっても緑の葉をつける、常緑という意味です。トキワシノブはシノブに近い植物ですが、冬になっても紅葉をせず、葉が緑色のままなのです。そのことから、このような名前になりました。
トキワシノブの特徴というと、やはり冬になっても保たれる美しい緑の葉。これはシノブにはない特徴です。冬でも艶のある葉を楽しめるのでおすすめです。
また、トキワシノブはシダ植物という特徴があります。シダ植物なのでトキワシノブには花が咲きません。種子で増えるのではなく胞子で増えるため花が咲きません。こちらも大きなトキワシノブの特徴といえるでしょう。
トキワシノブとシノブの違いについてご紹介します。シノブは秋になると葉を赤くして紅葉をします。そして冬になると葉を落とします。しかし、トキワシノブは「トキワ」という名前がついているように常緑です。そのため、冬になっても艶のある葉をつけています。
また、トキワシノブとシノブには根茎の違いがあります。シノブの根茎は緑色です。それに対してトキワシノブの根茎は白っぽい色でフワフワとしています。
さらに、トキワシノブとシノブの違いは葉にもあります。トキワシノブの方がシノブと比べて分厚い特徴があります。さらに緑色の葉もトキワシノブのほうが濃い特徴があります。緑色の葉を楽しみたい方はシノブではなくトキワシノブの方が良いかもしれませんね。
トキワシノブは耐陰性があるので、室内で育てることも可能です。ぜひお部屋に飾ってみませんか。屋外でも育てられますが、真夏の直射日光には弱いので、真夏は室内に入れてくださいね。
ハンギングにして楽しむこともできるのでインテリアに加えてみてください。
GreenSnap編集部