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クリーピングタイムは料理にも使えます。このページではクリーピングの花言葉をはじめ、花期や特徴、由来などについてもご紹介しています。
これから育てたい方や、お料理に使ってみたい方もぜひご参照ください。
クリーピングタイムのみに当てはまる花言葉はありませんが、タイムの花言葉はありますのでご紹介します。タイムの花言葉は、「勇気」、「活発」、「強さ」、「清潔感」です。
タイムにはすっきりとした香りがありますが、これが人々に勇気や強さを与えると考えられてきました。この考えは中世でも続いており、戦地へ旅立つ戦士たちへの健闘を祈って、女性たちからタイムが贈られたそうです。
清涼感は、ミイラ制作に使用されたことから。タイムには殺菌作用、消毒作用などがあり、古代エジプトではミイラづくりにタイムはぴったりだったようです。そのことからこのような花言葉になりました。
クリーピングタイムの名前の由来についてご紹介します。
そもそもタイムは、400種類ほどあるとされています。それを大きく分けると2つ。立性のあるタイムと匍匐性のあるタイムです。クリーピングタイムは匍匐性のあるタイプのもの。這って成長するため、「這って歩く」という意味の「creep」が名前につけられました。そのため、クリーピングタイムという名前になりました。。
学名のThymusは、ギリシア語の「thyein」という「香を薫らす」意味の単語が由来しているとされています。また、「Thuo」が語源だという説も。こちらは「消毒」という意味です。タイムには殺菌効果があるため、このような学名となりました。
また、和名はヨウシュイブキジャコウソウです。とても難しそうな名前ですが、漢字では「洋種伊吹麝香草」と書きます。まず、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は日本原産のタイムの名前です。こちらは匍匐性があるのタイムです。
クリーピングタイムのような海外から入ってきた匍匐性のあるタイムと日本原産のものを区別をするために、「洋種」(海外の種類の)という単語が付けられました。
イブキジャコウソウのイブキ(伊吹)とは、滋賀県と岐阜県にまたがる山地の名前です。このあたりでは日本原産のタイムが見られることに由来しています。また、タイム全体は葉から良い香りがするのが特徴ですが、その香りがジャコウに似ていたことからこのような名前となっています。
クリーピングタイムの花期は4月から7月です。花期が長い特徴があります。花の色は白、ピンク、うす紫。良い香りがする特徴もあります。こんもりとした手毬状の花を咲かせます。見ためはランタナに似ています。クリーピングタイムは匍匐性がありますので、グランドカバーに向いています。
クリーピングタイムは殺菌作用や防腐作用があります。さっぱりした香りもあるため、ハーブとしての利用だけでなく、肉料理、魚料理でニオイ消しとして利用されることもあります。
GreenSnap編集部