warning
error
success
information
紫色をした美しい花を咲かせるアメジストセージ。こちらはどのような花言葉があるのでしょうか。
このページでは、アメジストセージの花言葉だけでなく、花期や花の特徴、由来など基本情報をまとめています。
アメジストセージの花言葉は、「家族愛」、「家庭的」です。
アメジストセージの花は先端に小さな花をたくさんつけて、穂のように見える特徴があります。たくさんのお花が寄り添っている様子は、まるで家族のよう。そのことから、「家族愛」、「家庭的」という花言葉がつけられました。
アメジストセージは「Amethyst sage」とつづります。天然石のアメジストをご存じでしょうか。こちらは紫水晶とも呼ばれます。
アメジストセージの花の色は紫です。花は小さいですが、稲穂上に集まって咲く様子は色濃く見え、しっかりとした紫に見えます。そのためアメジストとつけられました。
では「sage」とは何でしょうか。こちらはハーブとして利用されるセージのことです。こちらはラテン語の「salvus」が由来しています。「salvus」は「健康」、「治療」という意味があります。この種類の植物には、薬用になるものが多いことからつけられました。
ちなみに、「salvus」はフランスに入った時に「sauge」と変化し、イギリスに入って現在の「sage」へと変化したといわれています。
アメジストセージは短日植物です。日が短くなることを感じると、花を咲かせようとする特徴があります。花期は、9月から11月で、花の色はアメジストという名前からもわかるように紫色をしています。しかし、よく見ると、小さな花1つ1つは白やピンクをしています。
ではなぜアメジストセージの花は紫に見えるのでしょうか。その理由はガクにあります。アメジストセージの花弁1つ1つをまとめているガクの色が赤紫になっています。花はガクから飛び出すように開花する特徴があります。そのため、全体的に見ると紫に。ガクは身近な毛で覆われていますので、ビロード生地のようにやわらかい特徴があります。
花穂はまっすぐすっと長く伸びた花茎の先端に紫のお花がつくため姿勢がよいです。背丈は50センチから150センチほど。密集して咲くと非常に美しいです。
セージというと、ハーブを想像しますよね。しかし、アメジストセージは薬効のあるものではありませんので、花を楽しむ鑑賞目的で育てられることがほとんどです。
アメジストセージは香りがあります。それはミントのようなすっきりした香りをしています。お庭にたくさん植えると、外に出ただけで良い香りがすることもあります。香りを楽しみたい方にもおすすめです。
花だけでなく葉からも香りはしますので、ぜひお迎えしたら香りを楽しんでみてくださいね。
アメジストセージは薬効が特にないことから、観賞用ハーブとして利用されます。アメジストセージは暖かい場所を好みますので、日当たりのよい場所で育ててあげましょう。
鉢植えで育てる場合は、根腐れしないよう水やりに注意をしてください。またドライフラワーにも向いていますよ。麻ひもでくくってドライフラワーを作ってみませんか。
素敵な花言葉もとても魅力的ですよ。
GreenSnap編集部