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サボテンのなかでも鮮やかな花が楽しめると人気なシャコバサボテン。その花言葉とは何でしょうか。ここでは、シャコバサボテンの特徴や花期、由来についてご紹介しています。
葉はゴツゴツして非常に個性的。しかし花はとても美しいサボテンです。これからお迎えしたい方はぜひチェックしてみてください。
シャコバサボテンはサボテンの仲間ですが、10月から1月にかけてよく花が咲くので、鉢花としても愛されています。
シャコバサボテンの花の色は、赤、ピンク、黄があります。なかにはアルビノ性(色素欠乏)の白い花を咲かせるものもあります。園芸種としてシャコバサボテンは人気ですので、開発が進んでカラーバリエーションも豊富です。
シャコバサボテンの花の大きさは7cmほどです。赤やピンクは非常に色鮮やかな特徴があるため緑の葉と映えます。花が目立つこともシャコバサボテンの特徴といえるでしょう。
また、クリスマスの時期に開花をするため、「クリスマスカクタス」という名でも呼ばれ、とくに園芸品種はデンマークで盛んに生み出されたことから、「デンマークカクタス」とも呼ばれています。
シャコバサボテンの花言葉は、「ひとときの美」、「美しい眺め」、「つむじまがり」、「もつれやすい恋」です。怖い意味があるとよく思われるようですが、実際にシャコバサボテンに怖い意味はありません。
シャコバサボテンは非常に花が美しいサボテンです。しかし、花期以外だとシャコバサボテンの葉はしんなりと下向きになります。うつむき加減で若干地味です。このように、花期のときだけ美しいことから、シャコバサボテンには「ひとときの美」という花言葉がつけられました。
普段はちょっと地味なシャコバサボテンでも、花期になると鮮やかな花を咲かせることから「美しい眺め」という花言葉もつけられました。
つむじまがりとは、性格がひねくれている、ひねくれ者という意味です。これは、シャコバサボテンの特徴が他のサボテンとは異なることからつけられた花言葉です。
サボテンは夏の日差しを好むものが多いです。しかし、シャコバサボテンは強い日差しが苦手。さらに、夏にサボテンは花期を迎えることが多いですが、こちらは珍しく冬に花が咲きます。そのためクリスマスカクタスと呼ばれるほどです。このように一般的なサボテンとは異なる特徴があることから、「つむじまがり」という花言葉がつけられました。
「もつれやすい恋」という花言葉はシャコバサボテンの外見が由来しています。シャコのように節がいっぱいあり、さらに葉のフチはギザギザとしています。複雑に見える葉茎を伸ばす様子が由来して、「もつれやすい恋」という花言葉につながったと考えられます。
シャコバサボテンの種類の中には、葉が垂れ下がるものと垂れ下がらない立ち性の強い品種もあります。品種によっては花色もさまざまで、矮性、大型種などもあるので、好みでいろいろ育ててみるといいですよ。
薄黄色の花を咲かせる品種。大きく育つ特徴があります。
ピンクの花を咲かせる品種。矮小性があるものの、花つきがよい特徴があります。
バラのように咲くシャコバサボテン。ピンクの花が特徴。
まさに見た目がコンペイトウのような品種。ツボミから開花するまで、どんどん大きくなる特徴があります。
濃く深めの赤色をしたシャコバサボテンの一種。多く流通しています。
一般にサボテンなどのトゲがある植物には、良い気も悪い気も跳ね返してしまうという風水効果があり、シャコバサボテンも風水的にはあまり良い効果はないとする意見もあります。
ですがシャコバサボテンは一般的なサボテンとは違って葉がうなだれるように伸びる性質があり、これは風水的には「陰の気」、つまりリラックス効果や気分を落ち着ける、調整するといった効果があります。
そのため、たとえばリビングのテレビの近くなど、陽の気が過剰になりやすい場所に置くと陰陽のバランスが取れて運気上昇に繋がります。反対にもともと陰の気が強い玄関などにはおすすめできません。
そのほか、基本的にサボテンの風水効果がプラスに働く場所としては、ベランダや窓際、書斎やワークデスクの上があります。
シャコバサボテンのシャコバは漢字で書くと「蝦蛄葉」となります。虫へんで難しい漢字をしていますが、甲殻類のシャコのことです。寿司ネタにもなるものなので、ご存じの方も多いかと思います。
シャコは節がしっかりとした生物。シャコバサボテンも茎に節があり、数個の対になった葉のフチに突起があるのです。その様子がシャコの節々と手足のように見えたのでしょう。このことに由来をして、シャコバサボテンという名前になりました。
シャコバサボテの花の色は赤やピンク、黄、白があります。特に赤の花は非常に鮮やかな色なため、サボテンの葉だけでなく花も楽しみたい方にぴったりです。
シャコバサボテンは日当たりを好みますが、真夏の直射日光は苦手です。必要に応じてレースのカーテン越し移動させ、軽く光を当てるくらいにしましょう。落蕾しやすいため、蕾をつけたら鉢は移動をさせないようにすることがおすすめです。
事前にどこで育てるか場所をしっかりと決めておくと良いですよ。花期になると鮮やかな花を楽しめますので、ぜひお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部