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ナンキンハゼは美しい紅葉で有名ですが、花は咲くのでしょうか。咲くとしたら花言葉はどんな? 気になりますよね。
このページでは、ナンキンハゼの花言葉をはじめ、花の特徴や花期など基本情報をまとめています。ぜひご参照ください。
ナンキンハゼの花言葉は「心が通じる」、「真心」です。
秋になると、夏の暑さはすっかりとやわらぎ、涼しくなり、虫の鳴き声も聞こえてきますよね。これで人々は秋になったなと感じるわけですが、ナンキンハゼも秋を感じます。秋になると葉が真っ赤に紅葉するのです。赤く染まったナンキンハゼを見て、心が通ったように思ったのでしょう。そのことから、「心が通じる」という花言葉がつけられました。
では、「真心」という花言葉の由来はなんでしょうか。ナンキンハゼは背が高く、まっすぐに生長します。その様子が「真心」のイメージにつながったと考えられます。
ナンキンハゼは漢字で書くと「南京櫨」となります。ナンキンハゼは中国が原産ですので、「南京」とつけられたのでしょう。
ハゼという名前が入っていますが、ウルシ科のハゼノキとは別種です。そのため、樹液に触れても肌がかぶれる心配はありません。別の植物なのになぜハゼと入っているのでしょうか。
その理由は蝋が取れることから。かつてはハゼノキから蝋をとっていましたが、ナンキンハゼからも蝋が取れるのです。学名の「sebifera」は「脂肪のある」という意味。こちらも蝋が取れることが由来していると考えられます。
また、ナンキンハゼは美しく紅葉する特徴があります。その色が埴輪の色に似ているのです。そこで埴輪を作る埴師がなまって、ハゼとなったという説もあります。
紅葉のイメージが強いですが、花を咲かすことも忘れてはいけません。ナンキンハゼの花期は、5月から7月です。黄色く穂状になったお花を咲かせます。しかしこちらのお花はあまり目立ちません。
黄色い花が咲く時期は、まだナンキンハゼの葉は赤ではなく緑。緑の葉に黄色い花が咲いてもほとんど目立ちません。
穂状の花は、雄花が連なってできたものです。ナンキンハゼは背が高く、まっすぐに伸びることから、公園の植木や街路樹として利用されることが多いです。花期になると、みなさんの近くでもナンキンハゼの花が観察できますよ。
実の下の部分がわれて白い種が出てきます。この白い実はクリスマスリースなどのアレンジでも楽しめることで人気があります。
葉の白い斑が入る種類。生長がゆっくりペースなため、お庭に広い空間がなくても育てやすいと言えるでしょう。
黄色い見た目をしたナンキンハゼです。葉そのものが黄色いのではなく、黄色い斑が入っているのです。ナンキンハゼのなかでも人気の種類。秋になると美しい紅葉が楽しめ、お庭に植えるとシンボルツリーとなります。
白色の斑が入る葉が特徴のナンキンハゼ。ゆっくりしたペースで生長するので、スペースがなくても育てやすいです。
ご自宅で育てるのもおすすめで、毎年季節の変化を楽しめますよ。花言葉も一緒に楽しんでみましょう。
GreenSnap編集部