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フランス料理に利用されるハーブのチャービル。こちらは香草として料理に使う方も多いですよね。茎や葉のイメージが強いですが、どのような花が咲くのでしょうか。
このページではチャービルの花言葉や、花期、花の特徴などの基本情報をご紹介しています。家庭菜園でこれからチャービルを育てたい方もぜひご参照ください。
チャービルの花言葉は「誠実」です。
チャービルはハーブとして利用価値の高い植物です。根はイモとして食用することができ、葉や茎は料理の添え物などに利用も可能。フランス料理などでもチャービルは見かけますよね。
栄養も豊富で効能もしっかりあるチャービルは、浄化作用があると昔から考えられていました。チャービルは石鹸にも使用され、さらにはしゃっくりにも良く、医療用としても活用されてきたのです。私たちの体に良い効果をもたらせてくれることから、「誠実」という花言葉が設定されました。
チャービルの由来は「chaerephylla」という単語から。これはラテン語で「喜びの葉」という意味です。これは、チャービルがハーブとして利用することができ、さらに料理にも使えること、効果効能が豊富なこと、栄養も豊富なことが由来していると考えられます。
チャービルの花期は、6月から7月。チャービルは白くて小さな花を咲かせます。花は小さくて地味ですが、愛らしさがあります。ハーブとして利用されるチャービルですが、花は利用されることがほぼありません。通常チャービルは、葉や茎を利用します。
チャービルの花は直射日光を好まない特徴があります。そのため、半日陰やレースのカーテン越しなど、育てる場所には十分注意が必要です。
チャービルをハーブとして利用する場合、消化促進、利尿作用、血行促進など、体に嬉しい効果があるとされています。さらに、チャービルはビタミンC、カロテン、マグネシウムを含んでいて、体に良いのです。そのことからも、栽培していてすくすくと育つと、嬉しくなったのではないでしょうか。そのため、喜びの葉という意味に由来する名前がつけられたのでしょう。
また、チャービルの葉はパセリによく似ています。しかし、風味はパセリより甘くクセが少なく、フランス料理の添え物に使われることも。そのため、「美食家のパセリ」、「フレンチパセリ」、「グルメのパセリ」とも呼ばれます。
チャービルは葉を食べるものと根を食べるものの2種類に分けられます。通常、ハーブとして利用されているチャービルは葉を食べるタイプのもの。しかし、根を食べるもの(ルートチャービル)も珍しいですがあるのですよ。
根を食べるタイプのチャービルは葉に毒があります。葉は食べないようにしてください。ルートチャービルの根はイモとして食べられます。
チャービルは自宅で育てることが可能です。地植えでもプランターでも育てられますので、試してみませんか。料理の際に葉や茎を少しだけ摘んで、利用することができます。
花期は短いチャービルですが、活用方法はたくさんありますので、スープや料理の添え物にぜひ。育てる際は、直射日光にだけは注意しましょう。
GreenSnap編集部