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「ジューンベリー」とはバラ科ザイフリボク属の総称ですが、6月に実を熟すことからこのような名前がつきました。ジューンベリーの可憐な花や赤く熟した実に関連した花言葉がつけられています。日本の気候下でも育てやすい樹木です。
今回は、ジューンベリー の花言葉や種類、花や実の特徴を紹介していきます。
ジューンベリーの花言葉には、「穏やかな表情」、「穏やかな笑顔」という花言葉があります。
ジューンベリーの可憐な花やおいしそうな果実を見て表情がほころびそうになるのではないかと考えられます。
ジューンベリーは「すぐり」のように小さな実がつきますが、熟すごとに赤から濃い紫色へと変化していきます。
近年庭木としても人気が高く、日本でも品種改良されたものが流通されており、日本の気候下でも非常に育てやすくなっています。
「ジューンベリー」という名前はバラ科ザイフリボク属に属するいくつかの品種や植物をひっくるめて呼ぶ総称です。種類によって樹高などに違いがあり、樹高1m程度や2~3mまでにおさまる園芸品種から、10m近くの高木になる野生種などさまざまです。
開花時期は4月中旬頃~5月頃にかけて桜やギョリュウバイに似た花を咲かせます。葉は花が咲き終わったあとに生えてきます。芽吹いたちょくご一本の木で受粉し実をつけるので、一本植えるだけで、開花から結実まで四季を感じながら育てることができます。
また樹木自体の成長が遅めなので、お庭や玄関先のシンボルツリーとしてもおすすめの花木です。たくさん実をならせたい場合は、お庭などに地植えすることをおすすめします。
花以外にも初夏に実らせる果実はもちろん、秋の紅葉のほか美しい樹形など四季折々の姿を楽しむことができます。樹自体の成長は遅めですが、年数をかけて大きくなっていきます。果実をより多く収穫するためには、庭植えで育てるのをおすすめします。
植える場所としては極端な乾燥を嫌いますので、適度な湿り気があり、水はけのよい場所で育てます。日当たりのよい場所で育てるほうが花が咲きやすく、実つきもよくなります。
ジューンベリーは品種によって、樹高があまり大きくならないコンパクトな品種と樹高が高いものなど品種がいくつかあります。
ジューンベリーの主な品種として以下のようなものがあります。
・ロビンヒル…淡いピンク色の花が咲く
・バレリーナ…他品種に比べて果実が大きいのが特徴
・オータムブリリアンス…秋の紅葉が美しい品種
・ラマルキー…株立ちしやすい品種
・リージェント…樹高が低い矮性品種
などです。品種が多くどれがいいか悩む方も多いようですので、好みの品種を比較して選んで植えてましょう。
摘み取ったジューンベリーの実は生食や生のままジュースにすることもできます。実自体は酸味が少なく自然な甘みが感じられます。見た目のかわいらしさや彩りを生かし、タルトやデザートなどのトッピングや、ジャムなどにするとよりおいしくいただけます。ぜひお試しください。
GreenSnap編集部