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ノボタンは名前にボタンと入っていますが、牡丹とはどう違うのでしょうか。花言葉も気になりますよね。
このページではノボタンの花言葉をはじめ、花の特徴や由来、開花時期などをご紹介しています。
ノボタンの花言葉は、「自然」、「平静」、「落ち着き」です。
ノボタンは紫色で高貴な雰囲気があります。紫は冠位十二階でも最高位の色となるほど、日本人には上品な色とされているのです。そのことから、ノボタンには「平静」、「落ち着き」という花言葉がつけられたのでしょう。
また、野山に自生し、牡丹のように美しい植物ということから名前がつけられたノボタン。そのことから「自然」という花言葉になったのでしょう。
ノボタンに似た植物に、シコンノボタンがあります。シコンノボタンの花言葉は、「ひたむきな愛情」「謙虚な輝き」です。
「ひたむきな愛情」は夏〜秋にかけて長く花を咲かせるところからつけられました。
「謙虚な輝き」はノボタンと同じく高貴な花色に謙虚さと美しさを感じることからつけられたとされています。
ノボタンは漢字で書くと野牡丹となります。牡丹(ボタン)は、ボタン科の植物。しかし、ノボタンはノボタン科の植物ですので、そもそも植物の種類が異なります。ノボタンはあたたかい地域の野山に咲き、ボタンのように美しい花だということが由来で野牡丹という名前となりました。
英語ではスパイダーフラワーとも呼ばれ、その特徴的な長い雄しべがクモのように見えることが由来しています。
ノボタンの開花時期は7〜11月ごろととても長いです。花色は紫が多いですが、赤や白色のノボタンもあります。花弁は5枚で雄しべは10本、雄しべが長く飛び出しているのが特徴となっています。
ボタンの花のようにゴージャスなものを想像するかもしれませんが、ノボタンには八重咲のものはなく、素朴で花言葉のとおりまさに謙虚な美しさとなっています。
ノボタンの花言葉「落ち着き」は、ノボタンの美しい紫色の花にぴったりです。花期が長く、秋にも開花をするノボタンをぜひお庭で育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部