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スーパーでよく見かけるワケギ。これはネギとは違うのでしょうか。花言葉があるのかも気になりますよね。
このページでは、ワケギの花言葉をはじめ、特徴や由来についてご紹介しています。
ワケギのみに設定されている花言葉はありませんが、ワケギは学名からもわかるようにアリウムの一種です。ここではアリウムの花言葉についてご紹介します。
花言葉は「無限の悲しみ」、「くじけない心」、「夫婦円満」です。
通常ネギの花は、まん丸い形をしています。そのため、ふわっとした印象なので「夫婦円満」となりました。茎がまっすぐに伸びることから「くじけない心」という花言葉も。
また、まっすぐに伸びている様子が、悲しみに打ちひしがれて立っているように見えることから、「無限の悲しみ」となりました。しかし、ワケギは花がめったにつきませんので、必ずしもネギの花言葉が当てはまるわけではありません。
ワケギは漢字で書くと分葱となります。球根性植物でネギ属に分類されるため、「葱」という漢字が当てられています。株分けで増える特徴があるため、「分」という漢字が当てられてワケギとなりました。
また、英語ではwalking onionと呼ばれます。walkは歩くですが、もちろんワケギには足ないので、歩くことはできません。ではなぜwalkingという単語がついているのでしょうか。
ワケギの芽は、成長した重さによって下に曲がる特徴があります。そのため、親株から少し離れた場所に根付くのです。
思いもよらない場所から出てくるワケギの子株。まるてひとりで歩いて移動して成長したように見えたのでしょう。そのことからワケギは英語でwalking onionと呼ばれています。
ワケギは見た目はネギと似ていますが、実は少し異なります。ワケギはネギと玉ねぎの交雑種なのです。
スーパーでも売られているほどポピュラーな野菜であるワケギ。ネギであれば種を植えて、数を増やしていきますよね。しかし、ワケギはそうではありません。鱗茎(りんけい)で増えていくのです。
鱗茎について簡単にご紹介します。ひとことで簡単に言うと、鱗茎とは球根のことです。通常は土の中にあり、丸い形をしていて栄養を蓄えています。ワケギはこの鱗茎が分かれて増えていく特徴があるのです。
また、ネギならネギ坊主がつきますが、ワケギはほとんど花が出ません。またワケギというと、大きな特徴は強い独特な香りにあります。そのため、日本では薬味に使われることが多いです。
韓国ではチヂミに使われる野菜として有名です。
栄養は通常のネギとほぼ変わりません。βカロテンが豊富。こちらは老化の原因となる活性酸素の抑制に良いとされています。
さらに、ビタミンCやビタミンKも含まれています。免疫力アップ、疲労回復、滋養強壮に良いので、食べてみませんか。
ワケギは自宅で簡単に育てることができます。日当たりのよい場所を選んで育ててみましょう。プランターでの栽培も無理ではありませんが、ワケギは地植えがおすすめです。
自宅で育てたワケギはスーパーのものよりおいしく感じられるかもしれませんよ。何度も収穫ができますので、ぜひお庭にお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部