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サギナはアイリッシュモスという別名がありますが、こちらはコケの仲間なのでしょうか。花が咲くのかも気になりますよね。
このページではサギナの花言葉と花期や花の特徴などの基本情報もご紹介しています。サギナは匍匐性があるため、グランドカバーに向いているとも言われていますので、簡単な育て方についても情報をまとめました。
サギナの花言葉は「可憐」です。
アイリッシュモスは初夏になると小さな白い花を咲かせます。サギナは草丈が短く約10センチ前後。芝生のようにして地面に植えられ、踏みつけられてしまうこともあるのです。
それでも初夏になると美しい小さな花を咲かせるその姿は可憐に見えたのでしょう。
サギナは、アイリッシュモス、スコッチモスと主に呼ばれます。モスというとコケのことですよね。しかしモスと呼ばれても、サギナはコケではありません。
サギナはナデシコ科の植物で、コケとは全く関係がないのです。葉が緑色のものは基本種のサギナで、こちらはアイリッシュモスという別名で呼ばれます。葉が黄色みがかっているものは、スコッチモスと呼ばれることも。
では、なぜコケではないのに、モスと名前に付けられているのでしょうか。サギナは、ふわふわとした見た目をしています。触るとふんわりとしていて見た目もコケに似ているのですよ。そのため、別名にコケとつけられているのでしょう。
サギナは学名のSaginaを読んだものです。Saginaは、sagimaという単語が由来しています。こちらは「肥大する」という意味。サギナは上に伸びるのではなく、横に広がりこんもりする特徴があることから、この学名になったと考えられます。
ちなみにsaginaはSpergula(馬草)に対して付けられた名の転用とされています。
サギナは花が咲きます。サギナの花は5月から8月に開花。花の色は白です。
サギナの花は5枚花弁で非常に小さい特徴があります。サギナの花は1センチに満たないほど小さいのです。そのため、花は目立ちませんが、足元に小さな5枚花弁の花が咲いている様子は、まるで金平糖がまき散らされているよう。
とても愛らしさがあるのです。まさに可憐の花言葉がぴったりです。英語では「Corsican pearlwort」と呼ばれます。白く可憐なサギナの花の様子がパールのように見えたのかもしれませんね。
サギナは横にほふくします。そのため、グランドカバーに向いています。お庭で隙間が気になる部分があれば植えてみませんか。約10センチほどの高さで、ちょうどいいですよ。伸びてしまうと見た目が悪くなりますので、定期的なサギナの剪定をおすすめします。
基本種はグリーンですが、黄緑色っぽい色味のサギナもありますので、お庭の周りの花の色や植物の色に合わせてサギナを選んでみてくださいね。
湿気を嫌うので、なるべくサギナは乾燥気味に育てましょう。高温多湿な日本でのグランドカバーは難しいですが、水やりに注意をして育ててみてくださいね。
小さなポットで育てるのもおすすめです。こんもりした柔らかな見た目のサギナは見るだけで癒されるはず。インテリアグリーンにもおすすめです。
GreenSnap編集部