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小花が密集して咲く姿が愛らしベンケイソウ。見た目の愛らしさとは反して、名前はずいぶん強そうですよね。ベンケイソウと弁慶は何か関係があるのでしょうか。
このページでは、ベンケイソウの花言葉と、名前の由来、花期、花の特徴など基本情報をまとめています。これからベンケイソウを育ててみたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
ベンケイソウの花言葉は、「静寂」、「静穏」、「穏やか」、「やさしい心」です。
ベンケイソウはカラーは豊富。そのどれもがやさしい色合いをしています。そのことから「やさしい心」という花言葉がつけられたと考えられます。
1つ1つの花は小さく地味なベンケイソウ。しかし、密集して咲くことで華やかに見えているのです。小花であることからも、「静寂」、「静穏」、「穏やか」という花言葉がつけられているのだと思われます。
さらには、ベンケイソウは多肉質で水やりの頻度も高くはありません。強い植物であることからも、特別な手入れは不要で、元気に育ちます。どんな環境でも、文句を言わずに育つことからも花言葉が「静寂」、「静穏」、「穏やか」となったのかもしれませんね。
薬用としても利用されています。
ベンケイソウは漢字で書くと「弁慶草」となります。これはベンケイソウの植物としての強さを武蔵坊弁慶に例えたことから由来します。
武蔵坊弁慶は平安時代の僧兵。武蔵坊弁慶は源義経を守るために、敵の前に立ちはだかりました。その際、雨のような敵の矢をたくさんに浴びて、立ったまま絶命したとされています。この様子は「弁慶の立ち往生」として今でも語り継がれているほどなのです。
ベンケイソウは生命力がとても強く、炎天下のなか放置していても育つ特徴があります。耐暑性はもちろんのこと、耐寒性にも優れています。さらに多肉質であるため、葉に水分が豊富。水やりの頻度も少なくて良いのです。この生命力の強さを弁慶にたとえて、ベンケイソウという名前になりました。
ベンケイソウの花期は、8月から11月です。ベンケイソウの花の色は豊富。色はピンク、赤、緑、白などがあります。小さな花が密集するようにして咲くのがベンケイソウの特徴と言えるでしょう。花は5枚花弁ですので、星形に花が見えてかわいいですよ。
ペンタスのようにも見えます。ベンケイソウは花期が長く、花が丈夫で長く咲くという特徴も。雄しべが長く、飛び出しているのも愛らしいです。
ベンケイソウに属する植物は非常に多いです。ここではベンケイソウの代表的な種類についてご紹介します。
全体的に多肉質なベンケイソウで、大きな花が特徴です。
褐色の葉が特徴的。
ベンケイソウは夏から冬の始まりまで花を咲かせます。冬は休眠期ですので、ベンケイソウの特別な世話は不要です。多肉質な植物なため、水のやりすぎには注意が必要です。
強い植物ですので、冬の寒さにも耐えられますが、寒い時期の水やりは避けましょう。冬は鉢植えであれば、ベンケイソウを室内に入れるなど対策も必要となります。
GreenSnap編集部