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サルナシとは変わった名前ですが、こちらは梨の仲間なのでしょうか。サルナシの花言葉も気になりますよね。
このページでは、サルナシの名前の由来と花言葉、花期、果実の特徴など基本情報をまとめています。果実は食べることができますので、これから育てて食べてみたい方もぜひご参照ください。
サルナシの花言葉は「誘惑」です。
この花言葉の由来は、サルナシの果実にあると言えるでしょう。サルナシの果実は甘く、とても美味しいのです。日本では野生動物のクマやサルが食べてしまうほど。ヒト科の動物にとっても魅力的なお味なのです。猿にとってこの実は、魅惑なお味。そのことからサルナシには「魅惑」という花言葉がつけられたと考えられます。
コクワはサルナシの果実を指します。
サルナシは漢字で書くと「猿梨」となります。サルナシの果実をニホンザルやヒグマ、ツキノワグマが好んで食します。サルナシの果実は2センチから3センチほど。果実は小さいですが、中身はキウイフルーツのよう。生食してもサルナシの果実は非常に美味しいですよ。
実際に人間もミニキウイとして食することがあります。人間だけでなく、猿にとって美味しい果実であること、梨のような美味しいことから、猿梨という名前になりました。梨のようにたわわに果実がなることが由来しているという説もあります。ちなみに果実は梨よりもキウイフルーツに似ていて梨とは異なります。
学名のActinidiaの由来についてご紹介します。こちらはギリシア語の「aktis」(放射状)が由来です。こちらはサルナシの花の柱頭が放射状に並ぶことからこのような学名になっています。
サルナシの花は5月から7月に咲きます。花の色は白。サルナシの花は下向きに咲かせるため、少し地味に見えるかもしれません。花弁は5枚。雄花、雌花、両性花から構成されています。
サルナシというとやはり花より果実。サルナシの果実は、成熟すると果実酒に利用されたり、生食として楽しまれたりします。サルナシの実はミニキウイとも呼ばれるほどジューシーなのですよ。果実酒だけでなく、ジュースや砂糖漬けとしても利用されることも。
サルナシの果実はコクワとも呼ばれます。こちらは、美味しく栄養価が高いことからも注目されているフルーツです。サルナシの皮は緑色。しかし果実の中身を包丁でカットすると、キウイフルーツにそっくりなのですよ。これがミニキウイとも呼ばれる由縁です。
ちなみにキウイフルーツもサルナシ同様マタタビ属に属します。
サルナシの品種についてご紹介します。
甘味の強い品種です。9月に果実が熟します。
沖縄のシマサルナシと山形のサルナシとの交雑種。
サルナシは花が咲きますので、もちろん花を楽しむことができます。しかし、やはり最大の利用価値は果実と言えます。甘く美味しいサルナシの果実は、生食でもそのまま楽しめますが、砂糖漬けやジャムにするのもおすすめです。
ぜひご自宅で育てたサルナシの花だけでなく果実も楽しんでみませんか。
GreenSnap編集部