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料理では、1つあると色どりが華やかになるレモン。こちらは果実ですので、もちろん花も咲くのですよ。では花言葉はなんでしょうか。
ここではレモンの花言葉や花期などの基本情報をまとめています。果実だけでなく、皮や葉などの利用方法についても記載していますので、ぜひ余すことなくレモンを楽しんでみませんか。
レモンの花言葉は「思慮分別」、「誠実な愛」です。
ちなみに実にも言葉があり、こちらは「情熱」です。思慮分別とは、ものごとを注意深く考え、正しく判断することを指します。「誠実な愛」という花言葉は香りの良い花から由来していると考えられます。
まるで香水をつけているような花の様子から、恋愛に関する花言葉がつけられたのでしょう。
実の言葉である「情熱」は、強い酸味から由来していると思われます。ツンとするほどのすっぱいレモン。想像しただけでツバが出てくるほどですよね。そのことから、「情熱」がついと考えられます。「思慮分別」という花言葉になった理由は定かではありません。
レモンの果汁は料理にも使え、ビタミンCが豊富。さらに、皮もレモンピールとして利用価値があり、掃除にも使うことができるレモン。多岐にわたって人間が必要とするものに、応えてくれているレモンには、「思慮分別」があると思ったのかもしれませんね。
日本では温暖な瀬戸内を中心に栽培がされています。1本の木に約100個ほどの果実がつくとされています。
レモンは英語でもlemonですので、英語名をそのままカタカナにして日本では呼ばれています。
ではlemonはどうしてその名前になったのか由来を見てみましょう。lemonは、ヒンドゥー語の「limbu」から由来しているとされています。この言葉は、フランスやスペインに入って「limon」と変化をして、アメリカでlemonに変わったとされているのです。
ちなみに日本の漢字ではレモンを檸檬と書きますよね。こちらは中国語から由来しています。檸檬は「ネイモウ」と中国では読みます。このネイモウとは、lemonをそのまま耳で聞いたものを漢字にしたものなのです。学名のCitrusは、「シトロンの木」という意味です。シトロンとは、レモンのことを指します。
レモンの花は、5月から6月に開花をします。花の色は柑橘類ならではの白い5枚花弁をしています。なかにはほんのりとピンクに色づくものも。花はとても良い香りがします。こちらも柑橘の植物ならではです。
基本的には四季咲きです。1年に4回お花を楽しめるので、果実だけでなく、ぜひお花も観察したいですね。レモンの花が咲き終わって約半年ほどが経ったころに、レモンの果実が熟します。これがいわゆるレモンとなります。
ちなみにレモンの果実は最初は緑色。こちらはライムに非常によく似ています。しかし熟すごとに、少しずつ色が黄色く変化する特徴があります。
ここではレモンの種類についてご紹介します。
リスボンと並び、レモンの主な種類の1つ。イタリアのシチリア原産です。
ユーレカと同じく主力な種類とされています。大きく成長はしますが、果実の品質がよく、夏の暑さにも冬の寒さにも強く育てやすいとされる種類。そのため、日本でも多く栽培されています。果実は香りがよく、果汁も多くとれる特徴も。
大きな種類で基本種の3倍の大きさの果実が収穫されます。
トゲなしのレモンの木です。日本国内でも多く流通しているレモンの1種で、広島を中心に栽培がされています。
レモンはお庭で育てることも可能です。レモンには耐寒性があり、約マイナス2度まで耐えられます。地植えはもちろんですが、鉢植えでも育てられますよ。レモンの果実を絞って料理に使うのはもちろんですが、皮も楽しむことができます。いわゆるレモンピールです。
レモンの皮を細切りにして、砂糖で煮つけるとおいしいですよ。レモンは果実だけではありません。葉も薬味として使用することが可能で、中華料理では使用されているほどなのです。またレモンの果汁には、油分を落とす作用があるため、お皿にこびりついた油汚れなどのお掃除に使用することもおすすめです。
良い香りもしますので、お料理以外のお掃除にも活用したいですよね。さまざまなことに利用が可能ですので、ぜひレモンの果実収穫後もたくさん楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部