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料理に使われることが多いシソですが、観賞用としても楽しむことができます。家庭菜園でも育てられる私たちの身近な植物ですよね。
今回は、シソの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
病気で臥せっている友人に、相手の好みと合うならばシソで作った料理やドレッシングなどを送ってみるのもいいかもしれません。
シソの原産地はビルマ、中国とされており、その中国から平安時代に日本へと伝えられたとされています。シソは10世紀ごろの和書によると「イヌエ、ヌカエ、ノラエ」と呼ばれ、薬草としても用いられていたようです。
なおシソの「紫蘇」という名前の由来は、後漢末の時代の中国の都市・洛陽に住んでいる若者が、蟹を食べすぎたことで食中毒を起こした際に、名医・華佗が薬草を煎じ、紫の薬を作り、若者がたちまち健康を取り戻したという逸話に基づいているようです。
この薬草がシソであり、「紫」の人が「蘇る」薬であったということから、「紫蘇」と名付けられたとされています。
シソの花は基本、紫色か白色です。比較的小さめの花を茎から鈴なりに咲かせていきます。非常に愛らしいので、観賞用としても楽しめます。
まずはスーパーなどでよく見かける「青紫蘇」です。「大葉」としても親しまれていますよね。薬味として用いられることも多く、西日本の一部では「青蘇」とも呼ばれています。
次に有名なのは、梅干しの色付けなどで用いられる「赤紫蘇」でしょう。乾燥させたものは七味唐辛子などの香辛料としても用いられるような赤い葉は、色素シアニンが原因となっているようです。
葉は鑑賞用としても楽しめますので家庭菜園で栽培してみてはいかがですか?
GreenSnap編集部