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絞ると酸っぱいけれど美味しいスダチ。こちらは花言葉があるのでしょうか。ここではスダチの花言葉や由来などの基本情報をまとめています。これから家庭菜園でスダチを育ててみたい方は、ぜひご参照ください。
スダチの花言葉は「純潔」です。
これはスダチの花の見た目から由来していると考えられます。スダチの花は春になると真っ白な花を咲かせるのです。ウェディングドレスが白いように、白は純潔の象徴と言われていますよね。そのことからスダチには「純潔」という花言葉がつけられたと考えられます。
さらに、スダチはさっぱりしていて、すーっとした後味がありますよね。このさっぱりした感覚からもこのような花言葉がつけあれたのかもしれません。
よくカボスと間違われやすく、同じ植物だと思われることもありますが、カボスとスダチは別物です。大きさが異なり、スダチとカボスではスダチの方が小さい特徴があります。
スダチは漢字で書くと「酢橘」となります。スダチはとても酸っぱいお味をしていますよね。こちらは、もともとは食酢として利用されていたのですよ。
スダチは、「酢に利用する橘」ということで、「酢橘」となったのです。ちなみに橘(タチバナ)についてですが、ミカン科ミカン属の植物のことです。柑橘系というミカンの仲間を指す言葉にも「橘」という漢字が入っています。
学名のcitrusはきっと聞いたことがあるかと思います。シトラスは有名ですものね。シトラスは、レモンの木の古い呼び方。さらに日本でのスダチという呼び名がそのまま学名がつき、Citrus sudachiとなりました。学名からもわかるように、日本を代表する柑橘なのです。
スダチは4月から5月に白い花を咲かせます。スダチというと果実ばかりをイメージして花をあまり想像しないかもしれません。しかし、実はスダチの花はとても身近なのですよ。スダチの花は、家紋に取り入れられることがあります。
橘紋、彦根橘が有名です。さらにはスダチは勲章のデザインにもなることも。ぜひスダチの実ばかりではなく、花にも注目してみてくださいね。もしかするとみなさんの家の家紋もスダチかもしれませんよ。
スダチの種類についてご紹介します。スーパーなどで買う際は、スダチとしか書かれていませんが、いくつか種類があります。
まずスダチには、オンスダチ、メンスダチ、タネナシスダチに分けられます。オンスダチは香りがよく、この3種のなかでは一番好まれるものです。メンスダチは、トゲが太く実の質も悪いとされています。タネナシスダチは種がないことで料理に使用しやすいです。また、トゲも小さく育てやすいとされいます。
トゲが少ない品種です。
種のない種類のスダチです。
すでにご紹介してお分かりかと思いますが、スダチは徳島産が有名です。全国に流通しているスダチのうちの約98%が徳島産のスダチなのですよ。
スダチは地植えではもちろんですが、鉢植えでも育てられる植物です。家庭菜園をして、おいしい実を収穫しませんか。お料理の仕上げにスダチの実をきゅっと絞ると美味しいですよ。
GreenSnap編集部