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春になるとピンクのまぶしい花を咲かせるトキワマンサク。こちらの花言葉はなんでしょうか。このページでは、トキワマンサクの花言葉と花期や花の特徴などの基本情報をご紹介しています。
トキワマンサクの花言葉は、「私から愛したい」、「おまじない」、「霊感」の3つです。
まず最初に「私から愛したい」という花言葉についてご紹介しましょう。トキワマンサクは基本種は濃いピンク色の花を咲かせます。ピンクというと恋をした女性をイメージさせる色。ハートマークも多くは赤やピンクをしていますよね。そのことから、「私から愛したい」という恋愛に関連づいた花言葉がトキワマンサクにはつけられたのでしょう。
「おまじない」、「霊感」という花言葉は少々変わっています。これはマンサクの花言葉と同じなのです。かつてアメリカの先住民は、占いにマンサクの枝を用いていたとされています。さらに、日本でもマンサクの花の咲き具合や付き方などから、農作物のとれ高を判断していたと言われているのです。
ベニバナマンサクの花は春に咲くので、夏野菜などの収穫を見ていたのでしょう。そのことから、占いに関連した「おまじない」、「霊感」という花言葉がつけられたと考えられます。
トキワマンサクは「常盤万作」と書きます。すでに花言葉でもご紹介したように、一部の地域ではマンサクの花の付き方などで農作物の収穫を占っていたのです。マンサクが満開になると豊穣を期待したのでしょう。そのことから、「万作」とつけられたのではないでしょうか。
さらに、マンサクは早春に咲くお花であることから「まず咲く」、「まっさきに咲く」ということからマンサクになったとも言われています。
では、トキワとはなんでしょうか。「常盤」は地名だと思われがちですが、ここでは異なります。常盤とは、「不変」を意味する単語です。「とこいわ」という言葉が転じたもので、常に変わらない岩を指していましたが、現代では「常に変わらないもの」という意味となりました。トキワマンサクは一年中葉をつけることから、このような名前になったのです。
トキワマンサクは変わった花弁の花を咲かせます。花期は3月から5月で、主に濃いめのピンクの花を咲かせるのです。
花弁は4枚で、ひも状の、まるでチアリーダーが持つポンポンのような花を咲かせます。4枚花弁でも密集して咲くと、どれがどの花の花弁かわからないほど。満開になると、真っピンクに見えて非常に美しい特徴があります。
トキワマンサクには、「源平トキワマンサク」、「咲き分けトキワマンサク」と呼ばれる種類があります。本来のトキワマンサクの花弁はピンク一色。
しかし、こちらはピンクと白の花弁が混ざって咲くのです。ピンクと白の斑が入った花弁が入ることもありますので、見た目はカラフルで華やか。
トキワマンサクは成長すると4メートル以上になることもありますが、剪定しだいで生垣にもなります。マンションなどの囲いでもよく見かけますよ。トキワマンサクは丈夫で屋外でも育てやすく、特別な手入れがなくても毎年花をさかせてくれます。
葉が落ちないので掃除はしやすいですが、花期になるとヒモ状の花弁が落ちます。季節によってピンクや緑の生垣を楽しみませんか。
GreenSnap編集部