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ヒイラギのような葉が特徴のヒイラギナンテン(柊南天)は、常緑低木です。3月~4月頃に黄色い小花を沢山咲かせ、秋の季節になると紅葉してとても綺麗です。ヒイラギナンテンは、魔除けの縁起樹としても知られています。
今回は、ヒイラギナンテンの花言葉や特徴などについてご紹介します!
ヒイラギナンテンの花言葉は、「激しい感情」「激情」「愛情は増すばかり」です。「激しい感情」「激情」という花言葉は、葉の形がヒイラギのような鋸歯であることが由来とされています。
また、ヒイラギナンテンの花姿や果実から、愛情は増すばかりという花言葉が付けられたようです。
「ヒイラギナンテン(柊南天)」という名前は、ヒイラギ(柊)のように刺があり、葉がナンテン(南天)のように複葉で実の付き方が似ていることから名付けられました。
学名は「Mahonia japonica」であり、「Mahonia(マホニア)」とは19世紀に活躍したアメリカの植物学者であるマクマホン博士(Mc.Mahon)の名前が由来です。「japonica(ヤポニカ)」とは「日本の」という意味ですが、主な原産国は中国などで日本には江戸時代に渡来しました。
英名では、「Japanese mahonia」や「mahonia」と呼ばれています。
ヒイラギナンテンは、中国やヒマラヤなどに分布している常緑低木です。開花時期は3月~4月頃で、総状花序で数多くの小さな黄色い花を咲かせます。花序の長さは10cm~15cm程度で、甘い香りが漂います。初夏には実が付き始め、9月~10月頃にはブルーベリーのような黒紫色に熟します。
ヒイラギナンテンは耐寒性や耐暑性に優れていて、半日陰や日陰でも十分育ちます。ただし、夏の時期には日差しが強い場所で育てると枯れやすくなるため、保管場所には気を配るようにしましょう。
メギ属に分類される植物は、中国やヒマラヤなどを中心に約600種類以上あります。
日本では明治時代から栽培されている品種で、葉が細いことが特徴です。開花時期は9月~11月頃で、木の高さは約50cm~2mです。
ホソバヒイラギナンテンに似ている品種で、細長い葉が特徴です。別名は「ヤナギバヒイラギナンテン(柳葉柊南天)」とも呼ばれ、葉が柳のような形であることが由来です。
10月~12月頃に花を咲かせ、木の高さは1m程度です。日本庭園やビルの外構などに植えられています。
ヒイラギナンテンとロマリィフォーリアの交配種で、開花時期は11月~1月頃です。他の品種に比べて日なたでも日陰でも育ち、木の高さは最大約3mになります。
ヒイラギナンテンは、日本庭園や洋風庭園などに多く植えられている植物です。樹高は約2mなので、お庭などの生垣にも最適です!秋になると赤色などに紅葉し、お庭を綺麗に彩ってくれます。
ヒイラギナンテンは、「ナンテン=難を転じる」という語呂合わせから縁起の良い木としても知られています。魔除けとして、鬼門(北東)または裏鬼門(南西)に植えると良いとされています。
ご興味があれば、ぜひご自宅のお庭でヒイラギナンテンを育ててみることをおすすめします!
Lily