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辛いの定番のトウガラシ。実が印象的ですが、花も咲かせ、花言葉も存在しているんですよ。ハバネロなどの種類も楽しむことができますよね。
今回は、トウガラシの花言葉や種類、花の特徴を紹介していきます。
最初は緑色をしていた果実が段々と赤くなり、その様子が怒りに燃えているように見えることから「嫉妬」という意味がつけられたとされています。
また、はるか昔から香辛料として使われていることことから「旧友」という意味も付けられました。
トウガラシの学名には、「Capsicum annuum(カプシクム・アンヌム)」と呼ばれています。
学名の中にあるカプシクムにはラテン語の「カプト」(=噛む)から由来しているとされていたり、果実に辛味があることからつけられたなど諸説あるとされています。
また、ラテン語には「Capsula(カプセル)」という意味で果実の中が空洞になっていることを表しているから付けられたとも言われています。
漢字で「唐辛子」と書き、唐は中国を挿していると思われがちですが、「外国全般」の意味です。ほかの国から入ってきた辛子という意味でつけられました。
唐辛子の別名には、チリペッパーやレッドチリペッパーと呼ばれることもあります。この呼び名がついた理由には、探検家のコロンブスが南アメリカから持ち帰ったトウガラシを胡椒と間違えたことが名前の由来です。
ただし、果実は多く実りますが、花はあまり咲きません。花が咲くと同時に果実も実るので同時に楽しむことができます。果実の鑑賞も考えると、トウガラシは6月〜12月まで楽しむことができます。
トウガラシと似た種類の植物には、激辛で有名なハバネロ、緑色をしていて全く辛くないピーマン・ししとう・パプリカ、そして辛味が強い鷹の爪がありますが、これらは変種したものや園芸品種によるものです。
香辛料として使われる品種には、ハバネロのほかにハラペーニョ、タバスコペッパー、ブート・ジョロキアなどがあります。
トウガラシの名前がつく種類には、コトウガラシやムラサキトウガラシなどがあります。栽培品種も合わせると100種類ほどもあります。
また、品種改良が進み、現在では観賞用のトウガラシも多く栽培されています。観賞用トウガラシ自体は江戸時代から存在していたとされており、ゴシキトウガラシが主な品種になります。
株が一つであるのに果実の色が赤色だけでなく黄色やオレンジ色にもなるカラフルなトウガラシです。紫色の果実もつける「五色旭光」という品種もあります。
トウガラシは、古来より厄除けになるとして広く知れわたっています。風水でも同じ考えで、トウガラシの最も多い赤色が「厄除け」の意味を表しています。
赤唐辛子には、悪気を払い幸運を呼び寄せる力があります。全巻に吊るすことで邪気が入ってこないようにしてくれます。車に飾ると事故に遭遇しないようになるお守りとしても利用されています。
また、赤色は気を活性化してくれる効果もあるとされているので、良い気がたくさん舞い込んでくることでしょう。
台湾発祥の魔除けグッズとしても販売されています。自然のトウガラシで作ったときに乾燥して落ちてしまうことがありと思います。これは、悪いことではなく落下することで悪いことを払ってくれた意味になります。
家でトウガラシを飾る場合は、このようなことを覚えておくと実が落ちても楽しめるかもしれませんね。
トウガラシといってもたくさんの種類があるので、いろいろな種類のトウガラシを食べてみてくださいね。
GreenSnap編集部