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観葉植物として人気のリュウビンタイはシダ植物です。シダのなかでも大きな葉を持ち、ワイルドでかっこいいですよね。花は咲きませんが、リュウビンタイには花言葉があるのでしょうか。
このページではリュウビンタイの花言葉についてご紹介しています。変わった名前の由来についてもまとめていますので、ご確認ください。
リュウビンタイのみの花言葉は設定されていません。リュウビンタイはシダの仲間ですので、シダの花言葉をご紹介します。花言葉は「誠実」、「魅惑」、「愛嬌」です。
シダは葉を規則正しくつけていきます。リュウビンタイの葉も例外ではありません。間隔よくきちんと葉をつけていく様子が、花言葉の「誠実」に繋がったのでしょう。ちなみに花言葉はありますが、リュウビンタイは花は咲かせません。
なぜなら、シダの仲間だからです。シダは胞子で増える植物ですので、花は咲かせません。
葉の裏がうろこ状に見えることから、ウロコシダという別名がつけられています。リュウノヒゲという似た名前の植物がありますが、まったく別の植物です。
リュウビンタイとは変わった名前ですが、漢字で書くと「竜鱗」や「龍髯苔」と書きます。なぜリュウビンタイには、「竜」と入っているのでしょうか。あまり見た目は竜っぽくありませんよね。これにはリュウビンタイの見た目と畳(たたみ)が関係しています。
畳についてまず簡単にご紹介します。畳の目にはさまざまな種類があります。そのなかで「龍髯」(りゅうびん)という畳の目の種類があるのです。「竜髯」は、一般的に床の間に使われる畳の目。リュウビンタイの葉の裏の葉脈が、この畳に似ていることから、リュウビンとつけられたと考えられています。
また、托葉がうろこ状に付くことから、名前に「鱗」と入ったと考えられます。「苔」という漢字がつけられていますが、実際はコケの仲間ではありません。葉の裏が竜のヒゲのように見えることから、この名前が付けられたという説もあります。
リュウビンタイの由来は諸説あるため、定かではありません。さらに、リュウビンタイの「タイ」が何を指すのか、何から由来しているのかは不明です。
リュウビンタイの特徴についてご紹介します。リュウビンタイはシダ植物ですので、花は咲かないという特徴があります。このような特徴があるのは、シダ植物のみです。また、リュウビンタイは種子を持たないことも特徴と言えるでしょう。
また、リュウビンタイは森林で自生しますが、岩場での自生も確認されています。リュウビンタイはシダ植物のなかでも葉の緑が美しく、艶もあります。さらに若干肉厚の葉であることからも、「古武士のような風格」と表現されるほどシダのなかでも見た目が美しいため、リュウビンタイは観葉植物として人気で園芸にもよく利用されます。
リュウビンタイは大きな葉もワイルドでその特徴と言ってよいでしょう。そのため、単体で鉢植えとして育てても存在感があります。花は咲きませんが、葉だけでも観賞価値は十分あります。艶のある葉を観察してみませんか。和風のお庭にもぴったりと合いますよ。
GreenSnap編集部