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ニューサイランは変わった名前ですが、こちらは蘭の仲間なのでしょうか。グリーンのイメージが強いニューサイランにはどんな花が咲くのか気になりませんか。このページではニューサイランの花言葉や花の特徴などの基本情報をご紹介しています。
ニューサイランの花言葉は「素直」です。
ニューサイランの特徴はそのまっすぐな葉と言えるでしょう。ニューサイランの葉には直立性があり、品種によってはすらっとまっすぐに伸びるのです。尖っているのも特徴的ですよ。葉はしなだれる品種もありますが、葉そのものは細長く美しいのです。
ニューサイランは花期になると、花茎をうんと伸ばしていきます。その花茎も非常にまっすぐ。その様子から、ニューサイランには「素直」という花言葉がつけられたのでしょう。プレゼントをしたくなるような花言葉ですが、なかなか主役にはなりにくい植物です。
ニュージーランド語では、「flax」と、マオリ語では「harakeke」(ハラケケ)と呼ばれる植物です。
ニューサイランという名前は変わった名前ですよね。ニューサイランは通常は漢字で書くと、「入才蘭」となるのですよ。こちら、蘭とは入っていますが、いわゆる蘭の仲間ではなく、別のグループの植物です。
「新西蘭」と書く場合もあるようですが、多くが「入才蘭」、またはカタカナで「ニューサイラン」と書きます。ちなみにニューサイランの原産地はニュージーランド。ニュージーランドは漢字で書くと「新西蘭」と書くのです。
なぜ「入西蘭」となったかは正確にはわかりませんが、おそらく国名と区別をするためではないかと考えられます。
ニューサイランは葉が特徴的な植物ですが、花を咲かせます。花は6月から7月に咲き、色は赤が多いです。しかし、オレンジや赤茶色に咲くニューサイランもなかには存在します。花は南国らしい見た目をしていて、雰囲気はゴクラクチョウカに似ています。
ニューサイランは花が咲くことは珍しく、条件が合わないと咲かないと言われているほどです。一部のニューサイランは40年に一度しか開花しないと言われることも。
ニューサイランの種類をご紹介します。
フォルミウムという名はニューサイランの属名です。耐寒性のあるニューサイランで屋外でも育てやすい品種と言えるでしょう。こちらは繊維作物としても有名な品種。ニュージーランドのマオリ族の伝統的な服や織物などに使用された植物なのです。
よく直立するニューサイランです。色が特徴的で、赤や緑、黄色のラインが入り、全体的に赤茶色のように見えることからレインボーサンライズと名前が付けられています。
矮小性のある品種です。花も小さく、黄色い花を咲かせます。
ニューサイランは花はあまり観賞されず、多くはまっすぐなその葉を楽しみます。ニュージーランド原産ですが、和風のアレンジによく合う植物で、生け花にも利用されることもあり、グリーンプランツとしても人気と言えます。
地植えをするお宅もありますが、鉢植えにも向いています。珍しい花も見られるかもしれませんので、お庭にお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部