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精油として有名なティーツリー。変わった名前をしていますよね。お茶と何か関係があるのでしょうか。化粧品などに含まれているハーブのイメージが強いですが、こちらは観葉植物としても人気。
このページでは、ティーツリーの花言葉と花期など花の特徴をご紹介しています。庭木としてお迎えしたい方もぜひご参照くださいね。
ティーツリーの花言葉には、「強い味方」と「清潔」があります。ティーツリーというと製油でおなじみですね。スキンケアにも使用されていることがあり、ニキビなどの皮膚炎に良いとされています。さらに殺菌、抗菌作用があるとされ、古くから利用されるティーツリー。そのことからティーツリーには「清潔」という花言葉がつけられたのでしょう。掃除にも使用されるアロマなのですよ。
オーストラリアではアボリジニの方たちにより古くから使用されてきたこちらの植物。第二次世界大戦中には、オーストラリア兵の救急箱の常備薬だったそうです。メディカルハーブとして優秀で効果効能が多くあるティーツリーは、1つあると安心と考えられていました。そのことから、花言葉の「強い味方」が結びつけられたのでしょう。
メラレウカという別名は学名をそのまま読んだもの。アロマとしても有名でほとんどがティーツリーの名で流通します。ティーツリーはハーブとして非常に優秀なことから、メディカルティーツリーと呼ばれることも。
ティーツリーとは英語ではtea treeと書きます。そのまま訳すと「お茶の木」となります。ティーツリーはみなさん製油としてご存じかと思います。ティーツリーはスキンケアにも配合されていることがありますよね。
しかし、こちらはお茶とはあまり結びつきません。ハーブティーとして飲むことは日本では少ないですよね。これはいったいなぜでしょうか。実はイギリスの冒険家クックがオーストラリア大陸に初めて上陸した際にティーツリーの葉をお茶として飲んだと言われています。
現地人のアボリジニの方たちがそのようにしていたことから、飲んでみたそうです。そのことから、この植物がティーツリーと名付けられたという説があります。
オーストラリア原産のティーツリーは現地のアボリジニの方たちには、古くからメディカルハーブとしてお茶などにして飲んでいたそうです。しかし、当時の西洋人にとっては単なる民間医学に過ぎず、効果はないとされていて、なかなか受け入れられず、すぐには西洋に広まらなかったそうです。
ティーツリーは製油ばかりが有名ですが、可愛らしいお花も咲かせます。花期は4月から6月ごろ。ティーツリーの花の色は、白、ピンク、紫があります。多くのティーツリーは白のお花を咲かせます。花は5センチほどで、やや小ぶりで筒状の花です。しかし、密集して咲くので、ブラシノキの花のようにブラシのような見た目をしています。
ちなみにブラシノキもティーツリーと同じくフトモモ科の植物です。葉にも特徴があります。松のような細長い葉が特徴です。こちらはほんのり柑橘のような香りが楽しめます。
ティーツリーの種類についてご紹介します。
新芽が赤茶色に染まるティーツリーです。
春から秋にかけて、黄色に輝く葉が美しい品種です。
こちらは、ふわふわとした葉の手触りが特徴的なティーツリー。やわらかい葉からコットンキャンディーという名がつけられています。
ティーツリーはアロマだけだと思ってはいませんか。観葉植物としても非常に人気なのですよ。独特な花は小さなブラシノキのようです。ふわふわした見た目がかわいらしく、見るだけで癒されますよ。多くのティーツリーの花は白ですが、ピンクや紫もあるので、お気に入りを探してみてください。
アロマとして人気なだけあり、葉にも特有の香りがほんのり楽しめます。精油ほど強くは香りませんが、葉からは柑橘のようなスーっとした香りがただよいます。品種によっては葉が秋になると黄色く変化するものもありますので、色の移り変わりも楽しめますよ。
地植えにすればお庭のシンボルツリーになりますが、鉢植えでも育てることができます。ぜひその香りに癒されませんか。
GreenSnap編集部