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仏教では神聖な植物として扱われているインドボダイジュはお寺などでも多く育てられています。ハート型のかわいらしい葉が人気で観葉植物としてもお家で育てられますよ。
今回は、インドボダイジュの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
インドボダイジュは、お釈迦様が悟りを開いた時に側にあった木として、無憂樹・沙羅双樹とともに三大聖樹として大切にされている歴史ある植物です。
インドでは、風が吹いた時にインドボダイジュの葉が擦れあった音は、インド神話に出てくる精霊ヤクシャと天界の楽師たちが奏でる天楽といわれており神聖なものとして扱われています。
インドの人々はインドボダイジュに敬意を払って接しており、インドボダイジュの木の下で結婚式や裁判、宗教行事を行ってその葉や枝を儀式に用いたりもします。
花嚢は基本的に緑色をしていますが、先端部分が美しい紫色に色づくこともあります。
花が見えなくても枝の先にあるハート型の葉っぱが可愛らしいので室内のインテリアなどにもおすすめです。
しかし、インドボダイジュは耐寒性が低く、日本の冬場に屋外で育てるのは厳しいため、本種の代用品として葉っぱの形が似ているシナノキ科のボダイジュが採用されています。
そのためそのボダイジュが仏教の「菩提樹」だと誤解されがちですが、インドボダイジュの本種が仏教聖樹の「菩提樹」です。
育てるのは難しくはないのでお部屋で観葉植物として育てることもできるので、みなさんもインドボダイジュを育ててみてください。
GreenSnap編集部