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ユリのような花姿のヘメロカリスは、5月~8月頃に見頃を迎えます。一日花で非常に多くの品種があり、花色や咲き方などはさまざまです。綺麗なヘメロカリスですが猫にとっては有毒な植物でもあるので、猫を飼っているご家庭では取り扱いに注意する必要があります。
今回は、ヘメロカリスの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
ヘメロカリスの花言葉は、「媚態(びたい)」「一夜の恋」「とりとめのない空想」「愛の忘却」などがあります。ヘメロカリスは品種が多く花色などが豊富であり、艶のある美しさがあることから媚態という花言葉が付けられました。
また、一夜の恋という花言葉は、ヘメロカリスの花が一夜限りで萎んでしまうという特徴が由来とされています。
学名は「Hemerocallis」であり、ギリシャ語で「Hemere(1日)+kallos(美)」という意味があります。ヘメロカリスは1日で綺麗な花を咲かせることから、「デイリリー」という別名もあります。
和名である「ワスレグサ(忘れ草)」の由来には諸説あり、美しい1日花のヘメロカリスの花を身に付けると嫌なことなどを忘れてしまうという説や、ヘメロカリスのつぼみを調理して食べると、心配事を忘れてしまう程美味しいという説などがあります。
種類が豊富なヘメロカリスは、中国や日本などアジア東部に分布している多年草植物です。開花時期は5月~8月頃で、一重咲きや八重咲きなどの花を咲かせます。花色は、赤色やオレンジ色、黄色や白色など品種によってさまざまです。
わい性と高性の種類があり、わい性は草丈が約30cm、高性の場合は1m以上あります。花径は約5cm~20cmで、ユリのような花姿で1つの茎に対して約5~6個の花を咲かせます。ヘメロカリスは、品種によって花が咲くタイミングが朝~夕方、夕方~翌朝、そして夕方~翌昼の3種類あります。
ユリ科の植物は、猫には非常に危険な毒性があることが分かっています。猫がヘメロカリスを舐めたりすることで、脱水症状や痙攣などを引き起こし、死亡してしまう危険があります。また、花粉やヘメロカリスを生けた花瓶などの水を飲んだ場合も症状が出るため、ご自宅で猫を飼っている場合は十分注意するようにしましょう。
ヘメロカリスは、世界に約30,000種類以上あります。品種によって花の咲き方や花色、そして草丈などさまざまです。
開花時期は5月頃で、綺麗なオレンジ色の花を咲かせます。草丈は約30cm~40cmで、一回り小さい花であることから「ヒメカンゾウ(姫萱草)」という名前が付けられました。
班入り模様の葉が特徴で、ゴールデンイエローの花が咲きます。草丈は約30cm~60cmで、花径は5cm~6cm程度です。
開花時期は7月~8月頃で、花径7cm程度のオレンジ色の花を咲かせます。草丈は約70cm~90cmで、日本に多く自生しています。ノカンゾウのつぼみや葉、そして根は薬用として用いられ、花や若葉などは食用にもなります。
ヘメロカリスは1日花として知られていますが、花数が多く次々に新しい花を咲かせます。花がらをこまめに取ることで、開花時期が長く楽しめます。植え付ける際に用いる用土は「赤玉土(小粒)6:腐葉土3:たい肥1」の割合であれば、綺麗なヘメロカリスを沢山咲かせることが出来ます!
Lily