warning
error
success
information
お寿司やお刺身でおなじみのワサビ。ワサビはアブラナ科の植物でいわゆる私たちが食しているものは、ワサビの根の部分です。根のイメージが強いワサビですが、花は咲くのでしょうか。咲くとしたらどんな花言葉がワサビには設定されているのか気になりますよね。
このページでは、ワサビの花言葉や花期などの基本情報についてご紹介しています。
ワサビの花言葉をご紹介します。ワサビには「実用」、「目覚め」、「うれし涙」という花言葉が設定されています。
私たちが食べているいわゆるワサビは、根です。根の他、ワサビの花もてんぷらにして食べることができ、葉も食用に利用されることがあるのです。とても実用性に富んでいるワサビ。そのことから「実用」という花言葉がワサビにはつけられました。
ワサビの最大の特徴というと、やはりツンとしたあの鼻に抜ける感じですよね。まるで目が覚めるような感覚が。そのことから「目覚め」という花言葉がつけられたのでしょう。
たまにワサビの香りが鼻にくると涙が出てしまいませんか。でも、ワサビって美味しいんですよね。そのことが「うれし涙」という花言葉に繋がったと考えられます。
ワサビと日本人の関わりはかなり古くから。歴史のある植物であるため、ワサビという名前の由来は諸説あります。ワサビは漢字で書くと「山葵」。これはワサビが山に自生することと、ワサビの葉がゼニアオイ(銭葵)に似ていることから。葉はハート形をしています。
山に自生するゼニアオイに似た植物という意味でつけられたと考えられています。また平安時代の「本草和名」という書物には「和佐比」と記されています。古くから、ワサビと呼ばれていたことがわかります。
ワサビという音になった理由は、悪(わる)・障(さわる)・疼(ひびく)を組み合わせたと考えられています。これはツンとしたワサビの特徴からと言えるでしょう。
ワサビは根のイメージが強いですが、もちろん花を咲かせます。花は小さく約3ミリほど。ワサビの花は、3月から5月ごろまで咲きます。4枚花弁のため、ワサビの花の1つ1つは十字型のように見えます。総状に咲くため、見た目はペンペングサに似ていますよ。
花はあまり食用とされませんが、食用のワサビの花も一部あります。ワサビの花はてんぷらやおひたしにして食べられることがあります。私たちが食べているいわゆるワサビは根の部分。そのほか葉も食べることができます。このように、ワサビは無駄のない植物なのです。
ワサビは育てる場所によって、水ワサビ、畑ワサビと呼ばれます。ここではこの2つについてご紹介します。
渓流や湧き水で育てられるワサビのことを水ワサビと呼びます。清らかな水で育てられていて、生食用のワサビが栽培されています。
畑で栽培されるワサビのことです。陸ワサビと呼ばれることがあります。育成をすべて畑で行うもので、水ワサビと比較すると品質が落ちます。
水ワサビ、畑ワサビとワサビには栽培方法で種類が異なります。お寿司や刺身に使われるイメージが強いですが、アイスクリームに使われたり、ポテトチップスなどのお菓子にも利用されることも。ぜひいろいろなワサビをお楽しみくださいね。
GreenSnap編集部