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私たちが普段目にするイチゴは赤い果実だけの状態ですが、実は白くて小さなかわいい花を咲かせます。イチゴは、誕生日ケーキやクリスマスケーキなど、お祝いの部分にも欠かせない果物ですね♪
ここでは、そんなイチゴの花言葉の意味と由来、花の季節や特徴についてもご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
イチゴは、甘酸っぱくて美味しい果実ですよね。イチゴ狩りでは採れたての実をその場で食べますが、基本的にイチゴは生のまま楽しむことがほとんどです。
大切に育てたイチゴがやがて実をつけ、美味しい実を収穫して食べられたら嬉しい。そんな気持ちから、「あなたは私を喜ばせる」という花言葉がついたのではないでしょうか。
イチゴは一株から、どんどん子株を伸ばして増えていきます。それぞれの株から子だくさんにたくさん実をつける様子から、「幸福な家庭」という花言葉がついたと考えられます。
「尊重と愛情」という花言葉は、キリスト教の逸話が由来しています。
その昔、キリスト教では、聖ヨハネと聖母マリアにイチゴを捧げました。そうしたことから、イチゴは二人の聖人の象徴となり、エンブレムにもなっています。
西洋では、かつてイチゴの葉と根を漬け込んだ水で目を冷やす地、視力が回復すると考えられていました。そのことから花言葉「先見の明」がつけられたそうです。
イチゴの花言葉には、特に怖い意味はありません。ただし、イチゴの一種であるヘビイチゴに「悪魔の魅力」という花言葉がつけられているため、そのような噂が流れたとされています。
イチゴは3月31日、4月13日の誕生花です。
私たちが食べているイチゴは実だと思われがちですが、正しくは実ではありません。イチゴにはつぶつぶとした種がついていますが、実はこの粒が本来のイチゴの実なのです。
私たちが普段食べている赤い実のようなものは花托(かたく)と呼ばれる部分です。花托は花柄をつける先端のことで、茎が変化したものです。
また、イチゴは果物ではなく、正確には野菜に分類されます。
イチゴは、3月から5月にかけて白くて小さな花を咲かせます。花は基本的には白色ですが、ピンクや赤の花色の品種も存在します。イチゴの花弁は5枚で、丸く小さなことが特徴です。
また、園芸種として人気のワイルドストロベリーは、イチゴのなかでもさらに花が小さいことが特徴です。
イチゴの名前の由来ははっきりとはわかっていませんが、古くは「以知古」と表記されていたそうです。日本書紀では、「伊致寐姑」(いちびこ)と表記されていましたが、これらはどれも「野イチゴ」を指していたとされます。
なぜなら、この時代には、まだオランダイチゴが日本に渡来していなかったからです。
近年になり、オランダイチゴが日本に渡来してきた頃から、イチゴのことを「苺」と書くようになったそうです。
イチゴは英語でstrawberryと呼ばれますが、こちらは「straw」(藁)と「berry」が組み合わさった単語です。諸説ありますが、イチゴを栽培するときに藁を敷いていたことが由来しているといるそうです。
かつて、イチゴは春が旬の食べ物でした。しかし、ビニールハウスなど栽培技法の向上により、冬でも美味しいイチゴが栽培ができるようになりました。
イチゴの旬を冬にずらした理由には諸説ありますが、ひとつはクリスマスの影響が考えられます。イチゴはクリスマスケーキの材料としての欠かせないもので、冬でも需要が高ったことが理由として挙げられます。
イチゴは実ができてから、収穫までが長いほど甘くなるとされています。気温が低い冬のほうが収穫までには時間がかかるので甘みが強いとされています。
イチゴの花には幸せでポジティブな花言葉がつけられているので、実と一緒に花を贈るのも素敵ですね。「幸福な家庭」という花言葉から、イチゴの花はウェディングにもよく用いられます。
結婚祝いなどの花束の小さなアクセントにイチゴの花を忍ばせるととても可愛らしいですよ。ぜひ贈り物に使ってみてくださいね。
GreenSnap編集部