warning
error
success
information
個性的な花姿が魅力的なグレビレア。花には蜜もたっぷり含まれていることから鳥や昆虫類を誘い集めます。そんな特徴にぴったりな花言葉をはじめ、品種や花のつくりなどご紹介します。
グレビレアの花言葉には「あなたを待っています」、「情熱」、「平和」などがあります。
グレビレアの花言葉の一つ「あなたを待っています」は、グレビレアの花がたくさん甘い密を出すことから、鳥や蜂などの昆虫が集まってきやすいのです。そこから「あなたを待っています」という魅惑的な花言葉が付けられたのではないかと考えられます。
また情熱については、グレビレアの花のように見える部分がありますが、くるっと丸まった雌しべが生長するとポンと外に飛び出すことから、そのような姿が情熱的だと感じられるのではないでしょうか。
グレビレアは常緑の低木もしくは、高木の植物です。グレビレアの仲間は実に種類が多く、約250種類以上が知られています。
ヤマモガシ科グレビレア属の植物で常緑の低木ないし高木です。グレビレアの仲間は約250種以上知られていますが、その多くはオーストラリア南西部やパプアニューギニアなど周辺の島々が原産地です。
属名の「グレビレア」は、イギリスの王位園芸協会の創始者「チャールズ・グレビレア」の名前に因んで付けられました。
グレビレアの花は花弁がなく、花弁のように見える部分はガクで、そのほとんどはめしべとタネになる部分だけで成り立っています。めしべはつき始めは小さく丸まっているのですが、生長すると外側に飛び出して、独特の形の穂になります。
この穂の形は、種類ごとに異なり、クモの巣のように見えることから「スパイダーフラワー」とも呼ばれています。
その他、ハブラシ状、円筒状など形はさまざま。花色も白、赤、黄、ピンクなどがあります。穂にはたっぷりと蜜が含まれており、逆さまにするとぽたぽたと落ちるほどです。
葉は、線形または針形で羽状に裂けています。切れ込みが深いので、松葉に似ています。
グレビレアには250種以上とたくさん品種がありますが、日本でも多くの園芸品種が出回っています。代表的な品種として以下のようなものがあります。
赤い花が魅力的な代表的な原種です。葉は針状で白っぽく、光沢があるのでフラワーアレンジメントの花材としてもよく使われています。
地植え・鉢植えともにおすすめの代表的な品種です。
花色が少し薄めの品種です。グレビレア・ロビンゴードンとも似ていますが、ピンクからオレンジ色のグラデーションがきれいです。
ガクがオウムのような形をしており、マゼンタ色の花色や葉は短く肉厚でコロンとしているのが特徴です。グランドカバーに向きの品種です。
鮮やかなレモンイエローで、ぷっくりとした形の花を付ける品種です。這うように伸びるため、こちらもグランドカバー向きです。
ユニークな花姿でお庭の空間を彩るグレビレアは、細くて繊細な葉も魅力的。
ドライフラワーなどと合わせてリースなどにするととてもリッチで見栄えの良いものができあがります。個性的なアレンジも楽しみましょう。
GreenSnap編集部