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カンガルーポーという花をご存じでしょうか?名前にもあるようにカンガルーの前足を思わせるような花を付ける植物です。オーストラリア原産で、美しい花や葉は切り花としても人気です。今回はカンガルーポーの花言葉や種類などについてご紹介します。
カンガルーポーの花言葉には、不思議、驚き、分別、陽気、明朗、こっちへ来て、可能性、かわいい愛、好意、あなたは皆を楽しませる、などさまざまな花言葉があるようです。
花言葉の明確な由来はないようですが、花言葉の中でも「不思議」や「驚き」に関しては、ユニークな花姿からそのような言葉があてはまったのかもしれません。
オーストラリア南西部を中心に約8種類が分布している多年草です。草丈は約30cm~1mほどで、種類ごとに異なります。日本国内では草丈50cm~90cm程度で鉢植えになった園芸品種が多く出回っています。
耐寒性はあまり高くないのですが、暖地や平地では露地植えでの冬越しが可能です。鉢植えで育て、気温が下がる秋から冬にかけては霜や寒風にあまり触れない場所に移動させるなど寒さ対策をしましょう。
その他水あげがよく、花もちがいいので切り花にも使われます。
アニゴザントスはギリシア語で「開いた花」の意で、花姿に由来しています。
植物としての特徴は、まず花に毛が生えていること。細長く先端が6つに裂けた筒状の花には細かい毛が密生しており、その姿は「カンガルーポー」の名前にもあるようにカンガルーの脚を思わせます。
花は穂のように何輪も連なり、横向きに片寄ったような独特の開き方をしています。
見た感じは野性味があるものの、微毛に包まれた花はベルベッドのような手触りと品を感じさせます。
花茎は1本立ちと枝分かれするタイプのものに分かれます。開花時期は、春~初夏ですが、秋です。花色は赤、ピンク、黄色、グリーン、オレンジなどのほか、鮮やかなツートンカラーになるものもあります。
葉は、アヤメのような剣状をしています。
カンガルーポーには、以下のような種類や品種があります。
花が緑と赤のツートンカラーの種類です。
花の先端が猫の爪のように開いているので「キャッツ・ポー」とも呼ばれています。花色は黄色、オレンジ、赤、紫などです。夏は休眠しています。
花茎の上のほうから花のつけ根あたりが赤くなり、花茎は1mほどに伸びます。花は緑色をしており、茎とのコントラストが強く印象深い色合いです。
花は緑色以外の色を付ける系統もあり個体差があるようです。大輪種で枝分かれはしません。
草丈1m以上の小輪多花性で、枝分かれする種類です。いくつもの園芸品種が育成され、花色もさまざまです。
オーストラリアで育成された品種で花色は橙色、黄、白などがあります。コンパクトな草姿で花立ちが多い品種です。
ワイルドフラワーとは、野生で育つ花を意味しますが、不思議な姿・形をしたカンガルーポーですが、上品さも持ち合わせているため、結婚式で使われるブーケや切り花のアクセントにも使われます。
めずらしい花を育ててみたい方は必見です。
GreenSnap編集部