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マサキの花言葉についてご紹介します。1年を通して緑の葉をつける姿や花を咲かせたあとに熟した赤い実はとても美しいです。潮風や大気汚染などの環境にも強く、古くから庭木として用いられてきたマサキ。
花言葉を通してマサキの葉や花の特徴、品種などについてもふれてみませんか?
これらの花言葉には、マサキの葉が関係しているかもしれません。マサキの葉は、厚みがあり1年を通してつややかな葉をもつ美しい常緑樹です。
葉の厚みから手厚くもてなす意味のある「厚遇」、年中変わらず美しい葉でおだやかにあり続けることから、「円満」のような言葉にあてはまったのではないかと考えられます。
マサキは常緑樹といって、1年を通じて緑の葉を見ることができる植物です。成長が早いので芽吹きもよく、刈り込むことによって樹形維持しやすいことから生け垣などにもよく使われています。潮風や大気汚染しやすい場所でも育つという特徴から、海岸沿いや自動車の交通量の多い都市部などでも植栽に使われることが多いようです。
その他、寒さにも比較的強いので、東北地方などでも広く栽培されています。樹高は2~6m程度とされています。葉は対生し、ヘラ形で厚い革質をしており、よく見ると表面に光沢があります。葉は幅が広いものや狭いものなど変異も見られます。
葉が茂り過ぎるとカイガラムシやケムシなどが付きやすくなるので、定期的に葉や枝を間引いたり、5月~9月の間に薬剤散布を行うなど対策を取りましょう。
マサキの名前の由来は、年中緑の葉をつけていることから、「真青木(マサアオキ)」という名がつき、それが訛って「マサキ」となったという説がありますが、その他にも由来の諸説はありはっきりとしたことはわかっていません。
マサキは雌雄同株ですが、毎年6月頃に花を咲かせます。花は薄緑色をしており遠くからは目立ちませんが、4枚の花弁をもつ花をつけます。花は「花盤(かばん)」(花葉を支える部分が一部大きくなってつきだしたもの)が発達し、雄しべは花盤の縁に4つ、雌しべは真ん中に1個ついています。
花は「葉腋(ようえき)」といって、葉のつけ根にあたる部分から、その主軸の先端に花がつき、少し下から横枝が出てその先に花をつける形式(集散花序という)で花が咲きます。
花が咲き終わったあとは、実がなります。マサキの実は10月~11月頃、赤く熟します。熟した実は「蒴果(さくか)」といって乾燥して裂け、そこから種を放出します。
種は橙色の仮種皮(種子の表面を覆っている皮のようなもの)に包まれて落ちずにぶら下がるようになります。また仮種皮を剥くと、白色で表面が滑らかな種子が出てきます。
赤く熟したマサキの見は野鳥にとってもおいしい実です。メジロやジョウビタキ、ムクドリなど都会でもよく見られる鳥が採食しにくることがあります。
最後にマサキの幹や枝についてですが、マサキの樹皮は少し灰色がかっており白っぽくも見える褐色をしており、縦に浅い溝が入ります。
名前のとおり新しく芽吹く葉は黄金色をしています。庭木や植栽などで植えるととても明るい雰囲気になります。葉は古くなると濃い緑色に落ち着きます。黄色と緑のコントラストが楽しめます。
黄色と緑色が斑入りのように混ざった品種です。これとよく似た品種に「ベッコウマサキ」がありますが、葉っぱの中央に黄色い部分があるのがキンマサキ、外側に黄色い部分があるのがベッコウマサキです。
葉に白い縁取りがあります。
葉の縁が黄色をしている。
GreenSnap編集部