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ドライフラワーとして人気のライスフラワーはお米のような蕾が集まって咲いている姿からこの名前がつけられたと言われています。日本の気候にはあまり合わないので育てるのは少し難しいです。
今回は、ライスフラワーの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
海外の結婚式でよく挙式が終わったあとに、教会から出てきた新郎新婦へ何かを降り掛けている場面ありますよね。あれはライスシャワーと呼ばれるもので、これから二人の人生が豊かさであることと、子宝に恵まれることを祝福してお米を振り掛けています。
古代ローマ人は主食だった小麦粉を、結婚する新婦にふりかけ子宝に恵まれることと、食べ物に困らないようにと願いがこめられて行われたことがきっかけだそうです。それがいつしか小麦からお米に変わっていきました。
結婚式でライスシャワーのお米が投げられた分だけ幸せになれるという、言い伝えもあるそうです。このことから米に似ているライスフラワーも、同じ意味がこめられて「豊かな実り」という花言葉がつけられましたとされています。
お米の代わりに、同じ意味がこめられたライスフラワーを投げかけてもよいかもしれませんね。
お花つぼみが米粒のような姿に見えることからその名が名付けられました。
学名では「Ozothamnus」と呼ばれギリシャ語の 匂いという単語の「ozo」と低木という「 thamnos 」が語源になります。これは 匂いのする葉という意味でもあり、ライスフラワーは爽やかな香りと艶美な香りをかけ合わせたような個性的な香りがします。
ライスフラワーがドライフラワーとして親しまれているのは、香りもよいからなのです。
また、ほかの花は一度開花すると花の色はずっと同じなのに対し、ライスフラワーの花はピンクから白、または白からピンクへと花色が変化するのが特徴です。一度で二度楽しめる花といえるでしょう。
高さは2〜5メートルの大きさぐらいまで育ちます。主にオーストラリアやアメリカで栽培されています。
日本でも栽培ができるようになりましたが、中々気候の変化があって難しいため輸入品としてほとんど株は入ってきません。日本は生花という文化が根付いているため、切り花用として昔から輸入されていました。
育てるのが大変な方は買ってきたドライフラワーなどで楽しんでみてください。
GreenSnap編集部