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釣り鐘のような姿で別名「ベルフラワー」と呼ばれるオトメギキョウは、そのかわいらしい花が人気となっています。名前にちなんだ花言葉も持っていますよ。
今回は、オトメギキョウの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
特に「感謝」と「誠実」という言葉は、花の形を神聖な教会になぞらえて、つけられたといわれています。「楽しいおしゃべり」は、オトメギキョウの小さな花が斜めを上に向かって集まって咲く姿が、楽しく笑って話しているように見えることに由来しているそうです。
このほかにもオトメギキョウは、「不変」「貞節」などの花言葉も持っています。
オトメギキョウはカンパニュラ属の植物であり、このカンパニュラという言葉はラテン語で「小さな鐘」を意味する「campana」を語源としています。花の色形が桔梗に似通っており、かつ草丈・花の大きさがともに小さく可憐なことから、乙女が名前に足されました。
英名は、クロアチアのダルマチア地方を原産としていることから、「Dalmatian bellflower(ダルメシアン・ベルフラワー)」とされています。
株が見えないほどにぎっしりとクッション状に生い茂るため、絨毯のように敷き詰めて育ててあげるときれいかもしれません。
なお、オトメギキョウの草丈は10〜15センチと低めなので、ハンギングやコンテナでの栽培に適しているといえるでしょう。
そのため仲間はカンパニュラ属に当たります。
例えば、オトメギキョウとは逆に花をうつむいて咲かせる「カンパニュラ・コクレアリフォリア」、桔梗にそっくりな東ヨーロッパ産の「カンパニュラ・カルパチカ」、流通名をジューンベールというイタリア産の「カンパニュラ・フラギリス」、星型の花が特徴的な「カンパニュラ・ガルガニカ」などが挙げられるでしょう。
みなさんもベルフラワーという別名を持つオトメギキョウを育てて楽しんでみてください。
GreenSnap編集部