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アマドコロはスズランに見た目が似ていますよね。こちらの花言葉はどんなでしょうか。このページではアマドコロの花言葉や、花や実の特徴などの基本情報をご紹介しています。薬用、食用としても利用されるアマドコロの特徴を見てみましょう。
アマドコロの花言葉は次の2つです。「元気を出して」、「心の痛みのわかる人」です。
アマドコロの花は、白く小さい花。スズランのような、下向きの垂れ下がった花を咲かせます。アマドコロの花の様子は少し元気がなさそうにも…。つい、元気を出して、と言いたくなるような見た目であるため、「元気を出して」という花言葉がついたのかもしれません。
また、アマドコロは薬用としても利用されます。具合の悪い人の体調を整えることに利用されるアマドコロ。そのことから、「心の痛みがわかる人」という花言葉がついたのでしょう。
アマドコロには、食すと甘みがあることで、アマナ(甘菜)という別名で呼ばれることがあります。キツネノチョウチンという別名の由来は正確にはわかっていません。アマドコロの花が、下を向いています。風に揺れる花の様子が、狐火のようにも見えたのかもしれませんね。
アマドコロを漢字で書くと、「甘野老」となります。少し変わった漢字ですよね。なぜこのような名前になったのでしょうか。まず、オニドコロ(鬼野老)という植物があります。アマドコロがオニドコロの見た目に似ていることから由来しています。
アマドコロには根茎(こんけい)があり、その様子がオニドコロに似ているのです。アマドコロには甘みがあるのが特徴。そのことから、甘く、オニドコロに似た植物として、アマドコロという名前がつけられました。
アマドコロには花が咲きます。花期は4~5月です。白い小さな花を下向きに咲かせます。アマドコロの花は、まるでスズランのよう。ベル状で、リンリンと音が鳴りそうなほどです。花は2つずつ隣り合わせになって咲きます。
また、アマドコロの実も特徴的です。秋になると小さな黒紫色の実をつけます。アマドコロの実も花と同様に2つずつ隣り合わせになります。その見た目はまるでサクランボのようです。美味しそうに見える実ですが、こちらは食用には向きません。有毒だからです。ブルーベリーのような見た目ですが、食べないように注意しましょう。
アマドコロの種類についてご紹介します。
カヤバニシキは、斑が入った種類。花が咲いていなくても葉が美しいので、鑑賞性が高いです。
こちらも斑が入る種類のアマドコロ。葉のフチに斑が入って美しいのが特徴です。
アマドコロは漢方としても効能があります。美容や美肌、滋養強壮などに効果があり、アマドコロ茶などの飲み方が有名です。
スズランのような下向きの白い花を咲かせるアマドコロ。こちらは、斑入りの種類であれば葉もとても美しく観賞用としても人気です。新芽は山菜として食用や薬用としても利用されますので、ご自宅で育てたものを食べてみるのも良いかもしれませんね。
鉢植えとして育てる方もいますが、地植えも可能です。このように観賞用としても非常に人気なアマドコロ。ぜひお庭にお迎えしてみませんか。2つずつそろって咲く花や実はかわいらしいですよ。
GreenSnap編集部