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繊細な葉が美しいダバリアは花は咲かせませんが、花言葉はあるのでしょうか。調べてみました。また、ダバリアの由来など基本情報や楽しみ方もご紹介していますので、ご参照ください。
ダバリアの花言葉は「魅惑的」、「愛嬌」の2つです。しかし、ダバリアはシダ植物。つまり花を咲かせません。そのため、こちらは花言葉というよりも、植物につけられた言葉となります。
ダバリアには根茎(こんけい)があります。根茎とは、根のような茎のこと。地中にある根茎が多いですが、ダバリアの場合は、地表で観察できます。
ダバリアの根茎はフワフワとした毛に覆われ、その様子がまるでうさぎの足のようだから、別名であるラビットフットという名がつきました。ちなみに、うさぎは犬や猫と違い肉球がありません。そのため、足の裏もふわふわの毛で覆われているのですよ。
また、シノブ科、シノブ属であることから、シノブとも呼ばれることもあります。
シノブという別名についての由来をご紹介します。ダバリアはシノブ科シノブ属のシダ植物。夏の暑さ、冬の寒さにも耐え忍んで適応して育つことから、シノブとついたとされています。さらに、ダバリアは、通年美しい葉の緑を保つことからもシノブという名がついたと考えられます。
さて、ダバリアという名前ですが、こちらは学名の「Davallia」から来ています。「Davallia」とはシダ植物の総称です。ちなみにシダとは漢字で「羊歯」と書きます。こちらは中国語に由来しますが、葉の形が羊の歯に似ていることからつけられています。ぜひダバリアの葉と羊の歯、見比べてみてはいかがでしょうか。
ラビットフットという別名がついたように、特徴というと、やはりうさぎの足のような根茎と言えるでしょう。この根茎は、白い毛に覆われている特徴があります。また、一年と通して美しい緑色の葉をつけることも特徴的。
ダバリアの葉はまるでレースのように薄く繊細です。葉の形もまるでレースのように見えますよ。葉は日差しに弱そうに見えるほど、繊細ですが、実際は日の光を好みます。
ダバリアの種類で代表的なものをご紹介いたします。
こちらは先述したように、うさぎの足のような根茎を持つ種類のダバリア。ふわふわした毛に覆われて、見た目も愛らしいですよ。ダバリアのなかでは、多く流通している種類です。
室内で育てる方が多いですが、お庭に地植えすることも可能。盆栽、特にコケ玉アレンジで楽しむ方が多いです。
ダバリア・ラビットフットと比べると、濃い緑色をした種類です。葉の形もシダならではの三角形をしているのが特徴。ダバリア・ファーンよりもラビットフットのほうが繊細な葉をしていると言えます。こちらは、和風のアレンジメントに向いています。
ダバリアはシダ植物ならではの葉が楽しめます。まるでレースのような繊細な葉は見ているだけで癒されますよ。お花は咲きませんが、葉だけでも十分美しい植物と言えます。
インテリアグリーンとしてレースのカーテン越しで育てるのもおすすめですが、ダバリアは地植えや鉢植えで屋外で育てることも可能です。またコケ玉にアレンジして、和風に楽しむ方もいらっしゃいますよ。ぜひレースのような葉をお楽しみください。
GreenSnap編集部