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小さな葉が重なる多肉質のカリシアは、ライムグリーンやピンク色などの葉色をした多年草植物です。中南米原産のため、耐暑性や耐乾性などに優れていて育てやすい植物です。鉢植え以外には、グラウンドカバーやハンギングバスケットなどで楽しむことが出来ます。
それでは、カリシアの花言葉や特徴などについてご紹介してきます!
カリシアの品種であるカリシア・ロザートの花言葉は、「感謝」です。感謝という花言葉は、ピンク色の葉色をしたカリシア・ロザートの綺麗な葉姿が由来でしょう。
感謝という花言葉から、誕生日や記念日などに最適の植物です。相手に感謝の意を込めて花などを贈りたい方は、ぜひカリシア・ロザートの花言葉を参考にされてみてはいかがでしょうか。
花名や学名である「カリシア(Callisia)」は、ギリシャ語の「kallis」が語源であり、美しいという意味があります。カリシアの品種であるカリシア・レペンスの学名は「Callisia repens」であり、「repens」とは匍匐(ほふく)性のまたは這うという意味があります。
カリシアは別名「シダレツユクサ(枝垂れ露草)」とも呼ばれ、カリシアの花が一斉に咲いて枝垂れていく様子が由来とされています。
カリシアは、メキシコなど熱帯アメリカに分布する多年草植物です。開花時期は9月~12月頃で、集散花序で小さな白い花を咲かせます。多肉質の小さな葉が特徴で、匍匐して周囲に広がります。耐暑性や耐陰性、そして耐乾性に優れており、初心者でも育てやすい植物です。カリシアは花よりも葉を観賞することが多く、品種によって葉の色はざまざまです。
カリシアは1年を通して日なたで育てますが、夏の時期は直射日光に当たると葉焼けの原因になるため、明るい日陰などで管理すると良いでしょう。耐寒性が弱いため、冬の時期は室内の日が当たる場所で育てるようにしましょう。また、過湿にすると葉や枝などが無駄に伸びてくる原因にもなります。その場合は、日光に当てる時間を長くするなどして調整しましょう。
その他、カリシアは挿し木で増やすことが出来ます。最適な時期は5月~8月頃で、水はけの良い土を選びましょう。
カリシアの品種は、全部で約12種類あります。品種によって、葉色や開花時期などはさまざまです。
春~秋の時期にはライムグリーンの葉色ですが、秋を過ぎると薄いピンク色そして濃いピンク色へと変化します。開花時期は、6月~9月頃で、日本で一般的なカリシアの品種です。カリシア・レペンスは、「桃色カリシア」や「桜色カリシア」という名前でも流通しています。
緑色の葉にピンク色の班が入るカリシアです。寄せ植えなどで楽しむことが出来ます。
メキシコ原産の植物で、葉表には白色の縦縞があり葉裏は赤紫色です。葉に艶があるのが特徴で、日本には昭和37年頃渡来しました。
葉に白色や淡いピンク色の班が入る品種です。
カリシアは、品種によって葉色など特徴が異なります。花よりも葉を観賞することが好まれる植物で、鉢植えはもちろんグラウンドカバーやハンギングバスケットなどで楽しむことが出来ます。多肉質が特徴のカリシアの葉を観賞していると、自然と癒されます。
園芸初心者の方でも育てやすい植物なので、ご興味があればぜひご自宅でお気に入りのカリシアを育ててみましょう!
Lily